<4>と<7>
<4>と言う数字をなんと読むだろうか?私は「よん」と言う場合がほとんどだ。もう一つ<7>の場合は「なな」と言うことが圧倒的だ。場合によっては<10>も「じゅう」と言ったり「とう」と数えたりしている
これはNHKのある視聴者質問コーナーの一部のことだった。解説者がその番組担当のアナウンサーに「123~10と数えてみてください」といったので私も二人のアナウンサーと一緒に声を出しゆっくりと数えてみた。
そしたら皆、違う言い方をするではないか。私は4は「し」、7は「なな」で、女性アナは「し」と「しち」、男性アナは「「よん」と「なな」だった。ただし男性アナはすばやく数えると「し」と「しち」に変化した。
ところが解説者の「逆から今度は数えてみてください」の指示でやってみるとそれぞれの読み方がまた変わってしまったのだ。
皆さんも日ごろ無意識にやっていることだが改めてやってみると、自分が他の人と違う言い方をしているのがわかるはずだ。
なぜそうなるかは数の数え方が日本には2種類あるからだそうだ。
一つは中国の漢から伝わったものでモンゴルや東アジアではほとんど共通に通じる数え方
いち、に、さん、し、ご、ろく、しち、はち、きゅう(く)、じゅう
そしてもう一つが日本古来の言い方のもの
ひ、ふ、み、よ(よん)、いつ、む、なな、や、ここの、と
これを語尾に付く言葉に合わせて言いやすいほうを言うことが常となり、その結果として数え方にも方言などの影響もあり個人差や地域差ができたようだ
そのため複雑な言い方になっていることも間違いない。
たとえば・・<40代>は「しじゅうだい、よんじゅうだい」と両方の言い方ができるが、<40歳代>と言うふに「歳」の字が入ると「よんじゅっさいだい」となり「しじゅうさいだい」とは言いにくいので言わないはずだ
あらためて日本語の難しさと面白さがわかる番組だった
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コメント
この番組面白いし為になるので好きなんです。
見たいのですが、時間が変わってから見る機会が減りました。
1時間ほど早くなったんです。
言葉って面白いですよね。
投稿: もうぞう | 2006年2月10日 19:47
)もうぞうさん
そうなんですか
私は偶然見たので知りませんでした
投稿: 玉井人 | 2006年2月10日 20:13
小学生の頃、兄貴にこんなことされ不思議だなぁと思ったことがあった。
それは、両手を使い目の前で指折りこう数えるのです…
いち、にー、さん、しー、ごー、ろく、なな、しち、はち、きゅう
って、なぜ「じゅう」にならないんだろうって??本気で悩んだものです。
投稿: hide | 2006年2月11日 00:39
)hideさん
それはおもしろいですね
その数え方は初めてでした。なるほどいつまでも十になりませんねそれでは
といいつつ、コメントを見て最初自然に読んでしまった私も恥ずかしい
投稿: 玉井人 | 2006年2月11日 10:15
こんばんわ、お久しぶりです、H・Kです。
なるほどね~、自分も、どちらも、上文の通りの読み方をしますよ。
それにしても、日本と中国で、こんな「数字の読み方」の違いがあるなんて、歴史が違いますね。
投稿: H・K | 2006年2月11日 18:02
)H.Kさん
お忙しそうですね
しっかり統一した言い方をしているのはすばらしいですね
あんがい少数派に近いようですからがんばってください、
何をがんばるかが、意味不明ですね すみません
投稿: 玉井人 | 2006年2月11日 20:15
>hideさん
>いち、にー、さん、しー、ごー、ろく、なな、しち、はち、きゅう
これ、先日家の息子がやってました(笑)
ちなみに私は
集まれー!
右え~、習え!
直れ!
番号!
「いち」
「にい」
「さん」
「しい」
「ごう」
「ろく」
「しち」
「はち」
「くう」
「じゅう」
かな?
ではでは (@_@)
投稿: fami | 2006年2月12日 01:08
)famiさん
それをやるとわたしは最後だけ「とう」になります
投稿: 玉井人 | 2006年2月12日 10:17
なんと、玉井人さんの息子さんも知っていたのですね…
結構知られているんだなぁ~
と関心。
投稿: hide | 2006年2月12日 23:57
)hideさん
えっ??!・・・・・
何か違ったように書いてしまったでしょうか?
私にそのような息子はおりませんが
まぎらわしい書き方だったでしょうか?
だとすればとても失礼をしました。すみません
投稿: 玉井人 | 2006年2月13日 11:57