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2006年2月23日

風邪薬 <改源>

風邪の薬は季節柄たくさん今頃は発売されるものだ。CMは皆効きそうで買いたくなるものだがいざ買ってみるとそんなでもないものが多い

引いて言えば病院で処方する成分と同じ医薬品の解熱鎮痛剤の配合されているのがよく効くほうだ。大体似たり寄ったりだ。やはり風邪かなと思ったら「医者」である

ただどうしてもちょっとくらいのは市販薬で直してしまいたくなるのも人情だ。

私も薬局へ常備薬として総合感冒薬を探しに出かけていった。そこで隅のほうでまったく宣伝もされていなくて古めかしい薬が目に入った。あちこち説明書きを読んで物色して回ったがどうしても気になって「改源」と漢字で書いてあるレトロ調のを買ってしまった

名前も古めかしいが箱全体が古めかしい。中身を見て懐かしい香りがして思わず「昔の薬のにおいだ」という言葉が口を付いて出てしまった。

白いビニールの袋を開いて本体を見てまた懐かしさににんまり

img_0640 なんと手織りの紙包みなのだ。まだこんな丁寧な仕事をしているところがあるんだと感心してしまった。

「小さな薬屋さんが家内工場で制作しているのだろうなあ、安くて大変だろうなあ」と思いながらさっそく服用してみた

これが効きがいい。テレビ宣伝のなんて目じゃない。いい薬を見つけたとうれしくなった。

あとでネットで見たら大正7年創業の老舗で病院の医療機器メーカーでもあるかなり大きな会社なのに驚いた。名前も<改源>と言う会社名で文字通り社名をつけた一押し商品だったようだ

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