「こども見守り隊」があるけど
小学生などに対する事件は後を絶たない。
そこで我が村も、一部地区でやっていたのを村全体に広め地域全員が参加して児童を守る「こども見守り隊」ができた(まだ名称などは仮名)
活動内容はだいたい次のようになる
- 家庭内で不審者や知らない人に声などをかけられたときの対処法(警察に連絡など)などを話し合う
- 地域の危険箇所や不審者(車輌)を啓発予防活動
- 日常生活のなかで子どもに会ったら挨拶や「危ないから早く帰りなさい」などと注意や声をかけ一人にしないように心がける
- その他必要と思う活動を安心できる地域実現のため行う(パトロールなど)
すばらしい活動である。
しかし、ある問題点がここにあるのに気づいた方がいるだろうか?
それに気づいたあなたは天才か、名探偵だ!
それは、「1番」と「3番」の関連である。
「3番」は以前から防犯組合や地区老人会がやっていたことで、子どもを一人にしないように声をかける「一声運動」と言うものなのだ
とてもいいことのように見えるが「1番」の関連からある前提が欠落しているのだ。
その前提とは
「声をかける大人とかけられた子どもが互いに相手を知っていなければならない」なのだ
田舎でも今はほとんどが会社勤め、子どもは外で遊ばないなど地域交流などはなくなっている現在においてほとんど回りは知らない人ばかりになりつつあるのだ
だから、へんに私などが児童に「どこの子だ!危ないから早く帰れよ」などと声をかけたら「不審者による声かけ」となってしまう可能性があるため、うかつに声などかけられないのだ
最近不審者による声をかけられた事実があったが、それが親切な村民だったとしたら名誉毀損になりかねない
防犯とはむずかしいものだ
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コメント
こちらでも登下校時にボランティアが付いて誘導したりしています。
これじゃ道草も出来ない?
この時勢だから仕方ないのかな~
投稿: もうぞう | 2006年5月23日 19:51
)もうぞうさん
まったく困ったことが連続しますよね
そちらでも対策をいろいろと講じてるんですね
日本安全神話は本当に神話の世界になったのかもしれません
投稿: 玉井人 | 2006年5月23日 20:00
なるほどそうですね…
たしかに声をかけるにしても、
知ってる人・知らない人からの声かけでは
まったく正反対になってしまいますもんね^^;
しかしそもそも、子供というものはどんな大人の言うことでもよく聞くものですから、困り者なんでしょうね。
やはり大人のモラルの問題なんでしょう。
(犯罪を犯す人にモラルなんてものはないのでしょうが…)
投稿: hide | 2006年5月23日 22:25
)hideさん
そのとおりですね、モラルを守らない大人も昔は子どもだったはずなのにね
外国から「日本は子どもの天国だ」と言われたことは、もう昔のことになりましたね。
残念です
投稿: 玉井人 | 2006年5月24日 11:33
わが町にも「パトロール隊」というものがあり、子どもを見守る活動が行われています。
近所の子どもは分かるけれども、小学校区ということになると、同級生くらいしか分からない気もします。
子どもだけで歩くのが危ないという世の中は困りますね。
わが家にも、子どもがいるだけに、心配もあります。
投稿: ぜん | 2006年5月24日 22:54
)ぜんさん
そんな世の中はほんとにいやですね
家があるから大丈夫、見通しが良いから大丈夫、ここはうちの家族しか通らない道だから大丈夫
みながそう思っていたところばかりで事件はおきてますよね
何かもっと気がつかない盲点がわかれば防がれるかもしれませんね
投稿: 玉井人 | 2006年5月25日 07:59