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2006年6月20日 (火曜日)

にんじん、だいこんの雑学

大根、人参は根菜類ではほんとうによく食べられるものである。
色の野違いこそあれ、形もよく似ているが栄養成分もほんとうによく似ているものなのだ

にんじん
名前(キャロット)の由来にもなっているカロチンの含有量は野菜ではぐんをぬいているが、
そのほかにもビタミンC 、カルシウムも豊富である

だいこん
なんといってもジアスターゼが有名である
しかし、カロチン、ビタミンC、カルシウム、ビタミンB、ナトリウム、リン、鉄などの栄養の宝庫でもあるImg_0337

ただし、どちらもその栄養素がどの部分に多く含まれているのかというところが面白い   

<人参>のカロチンは本体の部分に集約されているからそのままなのだが

ビタミンC、カルシウムは葉っぱに多く含まれているのである
その量は
ビタミンC~ 本体の「倍」
カルシウム~本体のなんと「倍」  
を含有している

<大根>にいたっては、豊富な栄養素はすべてっぱなのであり
本体は少しのビタミンCくらいしかないといっても過言でない。

それは、ビタミンCが本体より葉っぱに「倍」もあることでも解ることだ

ジアスターゼの多くある場所はもっと面白い。
葉っぱでも本体でもなくその中間、
つまり葉っぱが出ている本体上部、「アオクビ大根」でいうとその蒼くなった首のところにほとんどあるのである。

葉っぱを食べる人もこの部分は捨てるのが常だと思う。「うまくないものね!」

ここで注意の追加
にんじんにはある気をつけたいことがある。もみじおろしなどの生で食べる際のことである

にんじん嫌いの人には敏感に感ずる独特の香りの成分は「アスコルピナーゼ」といって他の食材のビタミンCを破壊してしまうものだからだ。
防ぐには微量を加えると良い。テレビなどでは「マヨネーズ」が最適で、それに含まれる油もカロチンの吸収を助けると放送していたほどだ。

他のをたくさん入れると「カロチン」を破壊してしまうそうなので、その点からもマヨネーズは良いとの話であった

こんなことを少し頭に入れておくと何かに役に立つかもしれない・・・かな

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コメント

本当に詳しいですね~~~
大根・人参の葉をもったいないと食べるのはやはりいいことですね。
大根の葉も捨てませんよ~~~♪
栄養価が高いのにもったいないじゃないですか。
ニンジンの葉ということでトラバさせていただきました。^^

投稿: おくさま | 2006年6月20日 (火曜日) 20:55

)おくさま

ありがとうございます
すこし役に立ったかなあ?
大根の辛さの成分はすればするほど辛さが増す性質があるそうです
目の細かいもので激しくすばやく作った大根おろしは辛いそうです。
だから機嫌が悪くて怒りながら力任せのが辛いのはそのせいだったのですよ。

投稿: 玉井人 | 2006年6月20日 (火曜日) 22:02

 丸ごと食べなくては素材の栄養を全て吸収した事にはならないのか!?
 利殖目的ではないのに投資した額の2倍以上になるどこかの総裁のように、栄養素を体に吸収できれば最高なんですがねぇ!

投稿: 鯨影 | 2006年6月20日 (火曜日) 22:35

)鯨影さん

うまい表現だなあ。ナイスなコメントですよ

「総裁」というくらいだから今度の問題もプラスマイナスをなくし「相殺(そうさい)」するでしょう

なんてのはどうでしょうか

投稿: 玉井人 | 2006年6月21日 (水曜日) 14:21

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受信: 2006年6月20日 (火曜日) 20:49

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