ちょっと怖い話、暑いので

我が村には住所には無いがお年寄りたちが通称で「首無し」というところがある

母などに聞いてもなぜそういうのか解らないそうで、「刑場があったのでは・・・？、首の無い遺体が見つかったのでは・・・？、首の無い人がいたのでは・・・？」と憶測だけはされているがまったくわからない

村の正式に住所になっているところでも由来はわからないがちょっと怖い地名がある

鬼石山（おにいしやま）、獄山（たけやま）、首取山（くびとりやま）　などがそれである

福島県には＜死人坊＞という地名があるそうだがどこにあるかはわからない。
でも心霊ページでは少し知られているようだ

どこの県だかには＜炙り子（あぶりこ）＞という地名がありそれは昔子どもがそこで焼き殺されたところから来ているそうである。

薬草で有名な＜オトギリソウ＞は漢字で書くと「弟切り草」と書くのだが、これは昔、他人に薬草の効能を教えてしまった弟に激怒した兄が弟を切り殺したことからついた名だそうだ。
悲しくも怖ろしい話である

そんなことを話していたら知人が今現在起きている家族の話をしてくれた。
会社の寮に住んでいる息子さんの話である

• 誰もいないときにトイレに入っていると外から誰かがノックする
• 音楽などを録音すると女性の鳴き声が入る（女性は住んでいない）
• 子どもの笑い声が録音に入る（住んでいない）
• 誰もいない外を歩く足音が聞こえる
• 玄関のチャイムを鳴らすが外には誰もいない

それが毎日続いているそうで、近くのお寺に相談に行ったら「たいしたことは無いから気にするな」と門前払いだったそうだ。
だが今も続いていているそうで悩んでいるのだが引越しはしないので慣れてきたのかも・・・？

最近知ったのだがその寮があるところは昔病院だったそうで、なんとなく理由がわかった気がした（よく聞く話）

そんないわくの土地や、まつわる地名は全国にかなりあるんだろうと思われる
蒸し暑いときなので近所の地名を見てみるのも一興かな　　・・