コンビニ化したあいさつ
挨拶には不思議な力がある。以前も記事にしたことがある警察官の話だ。
息子をひき殺され、鬼のようになってスピード違反を検挙したがいっこうに違反は減らないのに気づいたその警察官がやった行動。
それは、ただひたすら道に立ち取り締まりをせず、ドライバーに向かって「笑顔のあいさつ」であった。
その結果は違反者がいなくなってしまったそうだ。
わたしも、似たような経験を何度かしているからその不思議さと効力はよく判る
ところで、よくあいさつが飛び交うところといえば、一番はコンビニだろう。
「おはようございます」 「ありがとうございました」 「こんばんわ」 ・・・
それはそれは、よくあいさつをするものだが、
わたしには、どこか違和感のある「マニュアル言葉」にしか聞こえない。
正確に言えば、「聞こえていなかった」である。
いつも聞いていると、それがなんでもなくなってきたから不思議である。
かえって、コンビニで心込めた丁寧なあいさつをされたらギョッとしてしまうのはわたしだけではないはずだ
ただ問題は、若い子達がふだんもそいう「コンビニあいさつ」を当たり前のようにやっていることで、それがわれわれのようなある程度の年齢層(中年)にも広がっていることである。
だから、もしわたしなどが若い子に深々と頭を下げお礼やあいさつをしたらたぶん、赤面して逃げ出すに違いなし、悪くすれば「気持ち悪い」とか思われそうである
あいさつにも、流行があるのだろうか?そんなはずはないと思うのだが
以前も同じことを書いたが
どんな言い方でもあいさつは、相手からしてもらったり、強制したり、あいさつしなかったことをとがめてはいけないもと思う
あいさつはこちらからするように心がけるのが本来であろう。
それでも、やり損ねるのもまた人でもあるが
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コメント
コンビニの挨拶と言えば、入ったときや帰るときは立派なご挨拶を頂きますが、何かを聞いたりすると、とたんにシャイになる人に出会ったこと有りませんか?そう言う受け応えは入社したときに教育されていないのでしょうね。其れと、品定めをしているのに、陳列に夢中になって、商品の前に立ちはだかっている人。嫌いよ!。急いでいるのに!・・でしょう?。
投稿: nanami | 2006年9月13日 (水曜日) 21:17
)nanamiさん
あの陳列中で動かない店員は、困りますね。
ただし、目つきの悪いわたしは避けてもらっちゃいます
投稿: 玉井人 | 2006年9月14日 (木曜日) 08:34