最後のカルテ
テレビのドキュメント番組で地域医療に取り組む若い医師のが流されていた。
家族ぐるみのお付き合いでの治療を通しある老人の最後の様子が医師から語られていた
「わたしはその方からいろいろ教わりました。」というとその若い医師は言葉がつまり涙を流し始めた。
こんな医師がいるのかとその様子に釘付けになった。
その老人の最後のカルテにその医師は通常「OO年X月X日、O時O分死亡と書き込むところを
「~~さん、OO年OO月OO日、OO時Oo分まで生きられました」と書いたそうだ
老人の人生を尊敬し敬った「生きられました」、とは最高のカルテの言葉ではないか
こんな医師がいるのだと自然に涙が出てしまった。
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コメント
殺人事件などの凶悪事件の報道されない日はない昨今こんなお医者さんがいるんですね~
そういう仕事をしていると人の死に慣れっこになってしまいつい事務的になりがちですが、その方は普段からきちんと心の通った診療をしていらっしゃるんでしょうね。
若い医師と書いていらっしゃいましたが、ぜひその心を忘れずにいてほしいものですね。
投稿: 纏 | 2006年11月13日 (月曜日) 19:20
)纏さん
そうですね。でもそれだけの技量がなければ行えないことでもありますね
投稿: 玉井人 | 2006年11月13日 (月曜日) 20:31