谷地耳(やぢみみ)
谷にある土地は、水が溜まりやすく尾瀬沼のような湿原が多いものである。
そこで我が地域では、湿潤なところや物を「谷地(さぢ)」という言い方をすることが多い。
そこで、我が地域では湿った耳垢(みみあか)が出る耳を「谷地耳」と言うのである。
地域によっていろんな言い方があるようで、「あめみみ」などたくさんの言い方があるようだ。
反対に乾いたほうが「こなみみ」「ふけみみ」とかの言い方も各地域にあるようだが、こちらは少ないそうだ
これは、日本人は乾いたほうが圧倒的に多くこちらが一般的に正常の耳と考えてる人が多いからだそうである
世界的に見れば逆で、湿ったほうが多く乾いたのは少ないそうである。
長崎大学の研究グループの調べだと、日本でも北が渇いているほうが多く、湿ったのは南にいくと多いそうである
日本人もシベリアから移った弥生人系が寒さに耐えられるように乾いたものになり
ユーラシア経由の縄文人系は湿ったものになっているそうだが、今は混血が進んでどちらでもなくなっているそうだ
耳垢、我が地域は「みみくそ」という言い方をするがこれは耳垢腺から出る分泌物で汗と同じ仲間でしっかりした働きがある
- 酸性成分と蛋白質分解酵素成分により耳の中の殺菌作用
- 脂肪分によって皮膚の表面の保護
ところが人によってこの分泌が無いか、極少の人が乾いた耳垢の人だとその研究グループは発表している
さらに、乾いたほうは劣性遺伝なので減少傾向にあるようだ。
そして乾いたのは垢じゃなくふけのような角質化した皮膚ではないかとグループは言っている
その発表で気になることがあった。
日本人は世界で一番体臭が少ない民族なのだそうだが、それは乾いた耳垢の持ち主らしく湿ったほうは体臭が強い傾向があるそうだ
ということは、以前乾いていたのに何年か前から湿ってきたわたしは・・・「臭い?!」
「それは、まずいよ」
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コメント
「みみくそ」(私は、この言い方で使ってきました。)について、いろいろ面白い説を紹介して下さり、勉強になりました。谷地耳というのも面白いですね。私は、湿ったみみくそで昔から劣等意識を持ってきました。そしてこちらのほうが劣勢遺伝だと思っていました。乾いたみみくその人を羨ましく思ってきたものです。耳の掃除するにも乾いたほうがやり易いでしょ。湿った方は、体臭が強い傾向にあるなんてそれはまずいですね。知人が、急に耳が聞こえなくなったと医者に行ったら、みみくそがたまっていたそうです。きれいに取ったら、聞こえるようになったそうです。どちらだったんでしょうね。
投稿: ミッチ | 2006年11月20日 22:42
)ミッチさん
ばっちい話にコメントいただき恐縮です。
耳かきをしないと詰まることは珍しくないそうです。
ただやりすぎても傷になったりカビが着いたりするそうです。
耳垢は入り口から1センチくらいまでにつくそうなので奥にみみかきを入れすぎて鼓膜を痛めないようにという注意もありましたよ。
投稿: 玉井人 | 2006年11月20日 23:29
私の「耳くそ」も湿ってます…
と言うことは体臭もきついのかなぁ??
それはまずい。。。
湿った耳垢なので耳かきは「綿棒」中心です。
風呂上りにコチョコチョと^^
しかし凄まじい学説がたくさんあるものですね!
投稿: hide | 2006年11月21日 00:22
)hideさん
そうなんですよね。まずいえることは乾いた耳垢が日本人特有に近いということは間違いないようですよ
投稿: 玉井人 | 2006年11月21日 08:04
僕も 湿っていると思います。
昔からこんな感じです。
小さい頃兄が耳の穴がくわってしまい
病院で 乾いた耳くそを とってもらいました。
へぇ・・ 湿った耳くそは体臭が強い!!
自分は体臭がないと確信しているのですが・・
あぶねぇ~ 々・・
耳ほじくりも 癖になってしまい
直ぐ痒くなり 耳かきを使ってしまいます。
また気持ちいいのですよねぇ・・
投稿: aonami | 2006年11月21日 13:34
)aonamiさん
気持ち良いのはよく解かります
わたしもかゆくてよく耳掻きをするんですが、もしかすると軽い炎症かアレルギーかもしれませんよ。
投稿: 玉井人 | 2006年11月21日 16:55