信号機って3色欲しいかな?
日が短くなりすっかり暗くなった時間、帰宅途中の交差点で信号待ちをしていて思った。
「歩行者用のは2色で間に合ってるのに自動車用の信号はなぜ3色もあるのだろうか?
黄色は考えてみたら無くても良いんじゃないだろうか?」
歩行者用信号は見ての通り黄色が無く青の点滅があって赤になる仕組みである。
これで十分なような気がするのだが、それでなくても矢印が出たりと複雑な最近の信号なのにもっと簡素にできないのだろうかと思うのはわたしだけでないはずだ。
信号は世界共通で「緑信号、黄信号、赤信号」に法令で決められている。
指示するものも法令で決められている
- 緑信号(OK)
歩行者、車両とも進んでもよろしい - 黄信号(STOP)
歩行者、車両とも停止位置から先へ進んではいけない - 赤信号(STOP)
歩行者、車両とも停止位置から先へ進んではいけない
この黄色に関しての勘違いが多く「注意して進んで良い」と思っている人が多い。
なぜなら法令の但し書きに「止まることができない場合注意して進んでも良い」と書かれてあるからだ。
ところが本来は「止まれ」なので警察に信号無視で捕まる場合がるわけだ。
なぜか黄色信号無視なのだが違反名には「赤信号無視」と記載されるそうだ。
(無視した場合、黄も赤も累積点数2点で反則金額ともに同じだが、自転車は犯罪扱いなので裁判所に行き罰金刑となる)
そんなまぎらわしいのより「緑の点滅」のほうが判りやすいではないか
そんなことを思いながら無事帰宅したのだった。
<追伸>
日本では昭和22年(1947)から緑信号を法令で「青信号」と定めたため、世界で唯一この緑色であるはずの信号を青(ブルー)と呼んでいる珍しい国家である。
これは最初信号機を設置したときには「緑色」であったが、当時の日本人には「みどり」という言葉は一般的ではなく、緑色は「あお」と言うのが常であった。
故に「みどり信号」を見て「あお信号」と言う人ばかりで新聞でもそう書いたため、「青信号」という呼び名の方に法令を合わせてしまったことが原因である。
だから最近ブルーの信号が多いが以前のようなグリーンの方が国際的には正なのである。
ゆえにこの記事にはあえて「緑信号」という表し方になったのでご了承いただきたい。
ちなみに昔の日本人色の言い方を紹介すると「青⇒青系と緑系のこと」、「黒⇒黒と濃紺などの黒系のこと」、「あか⇒赤系や黄色系など明るい色も含まれる」など、言い方の違いが多々ある
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コメント
今晩は、黄色が有ると反って危ないと私も思います。黄色で交差点に入ると突っ走っても、交差点を抜けるときは、完全に赤ですものね。なのに黄色でどんどん入ってきますね。
其れと右折の時に交差点に入って直進車を待ってても赤になるまで右折出来ないことが有りませんか?
怖いです。右折矢印有難うって思うことがありますよ。又来ます。
投稿: nanami | 2006年11月30日 23:16
)nanamiさん
黄色は注意と思ってる人が多いから突っ込んできますよね
右折は幹線道路では無理ですね。矢印待ちがほとんどです。
大きい交差点では、いつも赤で矢印での指示がほとんどの交差点までありますよ
投稿: 玉井人 | 2006年12月 1日 08:40
交通ルールは知っていても、
ほんと実際とは違いますよね…
黄色でSTOPなんかしたら、
後ろの車に突っ込まれますよ^^;
ちなみに都内の一部では、
矢印信号の後に黄色信号がないのですよ。
あると思っていると大事故になります。
投稿: hide | 2006年12月 1日 19:49
)hideさん
黄色はそうなりますね。後ろを気にしながらじゃないと危険です。
矢印は直進でしょうか?右左折でしょうか?
右左折の後は黄色になりませんので、たぶん直進矢印の後の黄色信号のことだと思いますがどうでしょうか?
直進のあとは黄色か点滅がないと危険ですねえ
投稿: 玉井人 | 2006年12月 1日 21:51