それは言い難い
最近よく聞く言葉に「ぜんぜん、良い」とか「ぜんぜん、だいじょうぶ」とか言い方があるが、
これがどうしても違和感があってしょうがない。
それにもう一つが自転車を「チャリンコ」と言う呼び方で言うことである。
これもどうしても違和感があって言えないというかいいたくないと思っている
否定はしないし言いたいことは判るので「何だその言葉は?」とかは言わないが自分では使っていない。
「これは、日本語の乱れというより進化系で自然なことです」
とは、国語学者の第一人者、金田一秀穂(ひでほ)教授の談である。
進化系だから、そのうちには自然に日本語辞典に載ったりして市民権を得るのだろうが、
当たり前に「自転車」とかいう人間もいて良いのではないだろうか。
そういう人間がいてこその言葉の変化ではないだろうか。
そうでなければわたしは単なる時代遅れの人間である。
しかし、そういうわたしでも「こんにちは」とか「どうも」とか連呼しているのだから、大きいことは言えないのも確かだ。
「こんにちは、ご機嫌いかがですか」これの頭だけ言ったのが「こんにちは」なのだから。
味噌汁の「おみおつけ」という言い方は「付け」が「お付け」になりそれにまたおがたくさん使ったものだ。つまり漢字だと「御御御付け」となるわけだ。
そう考えれば進化がしているというのも納得できるが、やはり違和感のあるものはやはり使いたくないのが本音だ。
でも方言だけは、かんべんしてもらいたいものである(わがままか?)
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コメント
まさしく私はそのままですね…
「自転車」を「チャリ」とも言いますし「チャリンコ」とも言います。どちらかと言えばその俗称で呼ぶことの方が多いですし、「ぜんぜん○○○○」も多用してしまいます。
普段はまったく気づかずに使ってしまっているのが現状…すぐに直すのも難しいですが、あまりにも乱れた日本語は使わないように気をつけてみます。
投稿: hide | 2006年11月17日 (金曜日) 01:00
)hideさん
そいう方のほうがほとんどだと思います。
通じる日本語はもう進化が終了しつつあると思います。
そんなに気にせず使っても良いのではないでしょうか。そう思います
投稿: 玉井人 | 2006年11月17日 (金曜日) 08:22