歩道上を歩くとき右通行？、左通行？

皆さんは、歩道上を歩くときどの辺の位置を歩くだろうか？それはどんな理由で？

日本は御存知の通り自動車は左、歩行者は右と定められて通行している。
ただし、これは１９００年（明治３３）に左側通行を導入したときは歩行者も左側通行だったそうだ。

なぜ左か？ぶしの刀がぶつからないように元々昔から左を歩いていたとか、話しはあるがこれといった理由は無いようだ。
ただ、左側通行はイギリス領だった（オーストラリア、インド、南アフリカなど）ごく一部しか無いことから、イギリス王室と交流があった天皇家の影響かと思われる。

そのご、車が増え危険が増大して１９５０年（昭和２５）ごろに車と歩行者が対面して安全が確認できる対面式に移行したそうだ（車の多い国はほとんど対面を採用）

最近はさらに安全のため歩道をあるくのが普通になっている。
そこで話しが先頭の本題に戻るのである（回りくどい）

私は自動車での移動が多いせいか歩道上でも左寄りの位置を歩いていることが多いのだが皆さんはどこだろうか？

1. 左寄りを歩く
2. 右を歩いている
3. 左右じゃなく道路側を歩く
4. 左右じゃなく建物や道路から遠い方だ
5. 真ん中を歩いている
6. そのときの目的などによる

スーパーなどや人が多く集まるところの通路でも私の場合、ほぼ左よりの真ん中近くである。

知らなかったのだが、日本の鉄道の駅というのはほとんどが「人は左側通行で歩く」との前提で建物の通路などが設計施工されているそうなのである。

具体的には説明できないが、こんど駅に行ったら意識して右側を歩けば何かその違いがわかるかもしれない。
ひじょうに面白いことである。

エスカレーターは東日本と西日本では開かすサイドが違うとよく言われるが、
メーカーに言わせれば重量が真ん中にかかることを想定して設計施工されているので片側ばかりに人が寄るのは故障（歯車や動力系統が片減りなどを起こす）の原因になり危険だそうでやめてもらいたいらしい。

さてさてぶつかるまで避けなくて争いになり死傷にいたるやつも世の中にはいるようだが、
マナーとしたらやはり少しどちらかへよっているのが良いような気がする。

しかし、スーパーなどではカートで通路をふさいでいるのを見るにつけ「もうちょっと考えろよ」と心で叫ぶ私である。