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2007年1月20日

交通安全協会がもし無かったら・・

昨年末私は免許の更新を行ったのだが、あちこちで毎回話になる<交通安全協会>へ払う会費、わたしは今回も払ってきた。

この協会費は、最近では義務でないと理由で払わない人も増えてきている。

更新時に協会から渡される資料や本は講習が完全義務化された今は「講習会教材」もかねているものになった。
これを作っている会社は、警察OBが作ったところで独占納入だそうだ

そのように安全協会は警察キャリア組やOBの退職後の受け皿組織としての働きが大であることもよく知られている。

そして有り余る資金の割りに活動が少ないため莫大な黒字を出している組織でもある

福島県の場合で見てその黒字は、退職給与引当金の年間約5千300万円が支払われても、1億6千万ほどにも上るのである。
この金は会議や懇親会などで現職警察官の上層部への恩恵ともなっているようだ。
ちなみにパンフや旗などの備品類などは100万円程度で済んでいる。

是さえ払わなければ更新料はゴールドで(5,300円2500円安くなり2800円で済むのだ。
ただし、その2800円のうち60パーセント以上は交通安全協会に行くので損は無いのである。

「そんなの払いたくない。」
ならば、いっそ交通安全協会という組織が無かったらどうなるか、更新時のシュミレーションをしてみた。

  1. 視力検査をしに眼科に行き、診断書や視力を証明する書類を作るために検査費用約2000円、診断書300010000円を払うことになる
  2. 警察署が指定するところで講習を行う、自動車学校などなら6000円以上払うことになる(現在高齢者講習が6,150円)
  3. 警察署に行き写真を撮る、申請書類を買う、手数料を払う、合計は2000円くらいであろうか

これはあくまでも想像であるのでこれより安くも高くもなる場合も考えられるが
これだけで合計が13,000円~20,000円と現在の倍から倍になる計算である。

それに警察で更新手続きを今やっているのも交通安全協会の者がやっているそうなので、警察署では新たに人を雇う必要も出てくるのだ。

そう考えれば、今の協会費が安く見えてくるから面白い。

Img_1013

更新時に会費を払っている私としては、払わずに講習を受けているものからは左のような協会が出す無料配布講習資料や無料教本の代金は別に徴収してもらいたいものである

もらった人も会員でも無いのに無料で講習資料をもらうのは気が引けるだろうから、・・

いや、なんとも思わないないか、・・現代の人は・・。

さてさて、どちらが良いであろうか、

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コメント

こんばんわ。
へぇ~、「交通安全協会」がなかったら、とんでも無い金額を支払わなければいけませんね。

投稿: H・K | 2007年1月20日 20:04

新潟県運転免許センターで、免許の更新をすれば、優良の場合は2800円と若干の書類代と手数料ですみます。

私が考えるに、そのなかに目の検査や免許の写真、簡易講習代が含まれると思っていたんですが・・・
違うのかな??

投稿: もうぞう | 2007年1月20日 20:29

)H.Kさん

あくまでも仮想ですのでこうなることはないと思います。
 
 
)もうぞうさん

そういわれると思っていました。
今なら2800円以外はかかりません。

私の想定したのは交通安全協会が存在しなかった場合です。
いま目の検査も、書類処理も、警察署の係員も交通安全協会がお金を出してやっているのだそうです。
つまり協会がやらないとすべて自分でやることになるのです。
講習も講師を別料金で呼ぶことになり今までのようについでに職員がやると言うことはなくなるのです。
警察では手当ても出していないし事務はやっていないんだそうですよ。

投稿: 玉井人 | 2007年1月20日 21:07

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