乳首山（ちちくびやま）
白き山肌の乳首山（ちちくびやま）の姿である
名峰、安達太良山を指して地元の私たちが使う呼び名である
知らない人にとっては卑猥（ひわい）な名称かもしれないが幼いときから老若男女問わずに普通によく使うので当たり前になっている
フォトをご覧いただければなぜそう呼ばれるかが一目瞭然である
白くなだらかな美しい曲線の山肌、その頂上には乳首に見える突起した巨大な岩石がはっきり見て取れる
誰が見てもその形状は大地を潤してくれる母なる山の乳房である
本来、わが地域では安達太良山を指し「岳山（だけやま）」というのが通常なのだが、この場合、連なる「和尚山」「前ヶ岳」「鉄山」などの山々も同時に指して言われることが多い。
安達太良山単独での指す言葉は、やはり（訛って）「ちぢくびやま」となるのだ。
いつもだとふもとの付近まで真っ白になりもっと美しく見えるのだが、これはこれですばらしい山の姿であろう。
この山のふもとで生活できることは幸せの一つだろう
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コメント
今年は平地に雪が積もらないので山の雪ばかりが目立って今から早春のような感じです。
青い空に雪山すがすがしさを感じます。
このような雪山を見ることができるのは確かに恵まれていると思います。
当地だと飯豊や場所によっては遠く立山連峰も見える場所があります。
投稿: Racexp | 2007年2月 8日 (木曜日) 20:17
成る程素晴らしいです。
冬も良し、夏も尚良し。
母なる山の名に、今年は雪も少なく、殊更相応しいですね。控えめで暖かささえ感じさせる山ですね。そんな山に抱かれてお幸せな地域の方々が、羨ましいですよ。
投稿: nanami | 2007年2月 8日 (木曜日) 21:24
今晩は
え～！
「ちちくびやま」とは？
そんな山があるんですか？
確かによ～く見ると「母なる山の乳房」に見えてきました。
これは、玉井人さんのお住まいの近くなんですか？
それにしても、漢字で書くとやはり、卑猥だ(笑)
失礼
ではでは (@_@)
投稿: fami | 2007年2月 8日 (木曜日) 21:35
）Ｒacexpさん
この山に雪がないと我が村の水田には水が来なくなり大変困ります
このくらいあれば今年も大丈夫でしょう
）nanamiさん
みなこの山を見て育ち暮らします。
この山が綺麗に見えるときはとてもうれしくなります
）famiさん
この山頂の突起部分が我が村の一番高いところです。
この山頂で我が村と、二本松市、郡山市、猪苗代町の４市町村の堺が合流しています。
投稿: 玉井人 | 2007年2月 8日 (木曜日) 22:12
一幅の絵になるような、なだらかないい山の写真ですね。安達太良山は登ったことがありますが、雪を被いたこの時期の全景は女性的で美しいですね。乳首に見える様子もよく撮れています。「母なる山の乳房」とは言い得ていますね。そのふもとに抱かれて暮らせるなんて豊かな感性が育つような気がします。
記憶が少々あいまいですけど、福島方面に向かう車から、春になるとうさぎの形が見えますよね。経ヶ峰という山だったかしら。
投稿: ミッチ | 2007年2月 9日 (金曜日) 16:36
）ミッチさん
それは、私の地域からは見えません
県庁がある福島市から見える「吾妻山（あずまやま）」に春ごろ現れるものです。
「雪ウサギ」とか「種まきウサギ」と言われ、これがくっきり見えるころ稲の種撒き時期だとか、豊作になる年だとか、言い伝えがあります。
投稿: 玉井人 | 2007年2月 9日 (金曜日) 20:43
昨年の夏に登ったので、
乳首の部分がどうなっているかは
知ってますよ＾＾ｖ
なるほどですね！
冬の麓からは
こんなきれいな姿を見せてくれるのですね！
投稿: hide | 2007年2月 9日 (金曜日) 23:54
）hideさん
このなだらかな風景は麓から見る私たちには最高の姿です。
しかし、山頂への登山は今がもっとも危険なときで毎年遭難があります。
今年は暖かいので早い時期におきそうな気がします
投稿: 玉井人 | 2007年2月10日 (土曜日) 08:09
遅れたコメントですみません。
いい塩梅に撮れていますねぇ。
岳温泉側から撮ったものですかぁ。
極めていい環境にお住まいです。
ここ半年ほど 相棒の病気で
山断ちをしています。
早く 一緒に行ける状態になってくれるといいです。
投稿: aonami | 2007年2月13日 (火曜日) 15:53
）aonamiさん
それはそれは大変ですね
早く復活されることを願いさせてもらいます
投稿: 玉井人 | 2007年2月13日 (火曜日) 16:37