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2007年2月14日 (水曜日)

冬季国体・・不要・・?!

今年秋田県で行われていた第62回冬季国体は無事終了した。
我が福島県もかなりの入賞者、優勝者をだしたがやはり開催県の秋田県をはじめ北海道、長野、新潟の県がトップ争いとなっていた。

ところがこの冬の国体がいま開催を受け入れる自治体が無くて中止の可能性が出てきているそうなのだ

現に来年の冬季国体のメインであるスキー競技は、通常なら3年前に決まっていなければならない開催地が1年を切った現在も決まっていないそうだ。
今回の大会も競技場が決まったのは寸前だったようである。

理由としては次のことが挙げられている

  1. 地方自治体の財政不足により数十億円という運営費が集められない。
  2. 広大な面積を要するスキー競技の会場が確保できない
  3. 世界ランキングの国内選手はワールドカップ優先のため国体に参加しない
  4. 3の理由のため観客を集められない(人気が無い)
  5. 3の理由で全国放送は行われないため莫大な放映権料も協賛金も期待できない
  6. 天皇や皇族たちを招くためその警護に億単位の費用がかかる

対策として、大会を持ちまわり制にし順番に各県が開催する方法などがあるようだが、
結局は雪の無い県ではできないのが冬季国体、開催県はおのずと決められてしまうため今までやったことのある14自治体に限定されてしまうのだ。

新聞記事をみて気づいたのだが、雪のほとんど降らない県は負担金が無いようなのだ
つまり財政のほとんどは14自治体が負担している計算である

国体(国民体育大会)という競技そのものが冬季大会夏季大会秋季大会、関係なく「不要なのではないか」という意見がちらほら出てきているそうである。

金をかけない工夫をすればなんとかなるのかもしれないが、莫大な費用をかけてまで国体をやる意義というものがなくなりつつあるような現在の風潮に各自治体の知事たちが乗っていくけば結果は決まってしまいそうだ

どうなんであろうか?わたしには判らない

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