サラリーマン川柳もいいけれど
サラリーマン川柳が発表され、思わず笑ってしまった。
それに、対抗するかのように福島県老人クラブ連合会も会員の年間傑作川柳の賞を発表した。
どなたが審査したかはわからないが佳作入賞者10名、特選が3名で計13名の受賞の発表をした
しかし、特選に選ばれたかたがたの作品もいいものであったが、私とは趣味が違うのか思った順位じゃなかった。
わたしなら、次のように特選を選んだことだろう
私なら特選>
- 83歳男性
八十路坂(やそじざか)転ばぬ前に杖を買う>80歳の老いたる坂と道路の坂をかけた巧みさとセンスのよさは最高だと思う
- 79歳男性
「それ、あれ」で通じ合ってる共白髪(ともしらが)>なかなか出ない物の名前をすっと判ってしまう長い生活が現れている
- 82歳女性
スナックで見初めた妻と六十年>60年前のスナックとはかなりおしゃれな生活をしていた様子が伺えて驚きである
もう一つ良かったのが、86歳の女性が書いた
- 恩師から賀状に思わず踊りだし
この心境がとてもかわいらしく感じないだろうか
86歳の方の恩師となればもう100歳くらいの高齢者であろうと思われる
その懐かしい先生がまだ存命で葉書まで書けるほど元気であるそのうれしさ
90近い自分が子供のころにグ~ンと若返り戻っていくうれしさ
踊りたくなるその気持ちが手に取るように判るものである。
そのほかにも
「年金で愛用している紙パンツ」というやるせないのも佳作に選ばれていた。
サラリーマン川柳もいいが、人生の先輩たちのも味わい深いものである
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コメント
まったくですね~
こんなのが作れたら楽しいでしょうね。
投稿: もうぞう | 2007年2月 9日 (金曜日) 19:01
)もうぞうさん
そのうち突然作れるようになるかもしれませんよ
投稿: 玉井人 | 2007年2月 9日 (金曜日) 20:38
いろいろな場面で
見たり聞いたりする「川柳」
出会うたびになぜか関心!?します。
「川柳」を作れる方のセンスには
脱帽ですw
出来るものなら見習いたいですね^^
投稿: hide | 2007年2月 9日 (金曜日) 23:50
)hideさん
私なんかは指折り数えて5、7、5、をあわせますが、毎日やってる人は自然に合うんでしょうねえ
投稿: 玉井人 | 2007年2月10日 (土曜日) 08:11
私も可成り近づいて来ましたが、こんな川柳を詠まれる方々は高齢なのに学が有ると言うか、知識が豊富と言うか、感心しますね。こんなお年寄りになりたいですね。
昨日、一寸医者に薬を貰いに行った時にふと耳にした川柳らしき戯言を言ってる方が居られたので・・・「血圧と、糖尿の数値上がるのに、年金だけは何故下がる」って診察室から出てきて大きい声で言ったので、待合室爆笑でした。面白い人居ますね。
投稿: nanami | 2007年2月10日 (土曜日) 19:51
)nanamiさん
うまく言い当てたもんですよね
意外とそういう方も病気で悩んでいるもんなんですよね
投稿: 玉井人 | 2007年2月10日 (土曜日) 20:28