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2007年3月 7日

変化した数え方

日本の数え方の複雑さと種類の多さは世界一だと思う、
そのため時代によって変化した物もかなりあるそうだPhoto_6

その一つに豆腐の数え方がある。豆腐は昔二つ一組で販売されていたそうである。
そのため数え方は絵のように<豆腐二つ=1丁(ちょう)>だったのだ。(一つの豆腐だと半丁と言う)

とはよく時代劇の「サイコロ丁半ばくち」に出てくる物と同じ意味で「偶数」を表すものなのである。
それがいつの間にか一つを1丁と言うようになってしまったらしい。

すし屋で、二つづつ出てくるのはその名残なのかもしれない。

そう言われれば、「いっちょうあがり」の「いっちょう」とは「1丁」を指しているのではないだろうか。

もっと面白い物がある。

昆虫の「蝶(ちょう)」の正しい数え方は「1頭、2頭、・・・」なんだそうである。
びっくりのことである。

これは外国の科学者が生物の数え方を「1head、2head・・」と言ったので直訳して「1頭」としたようで、その名残が蝶の数え方らしい。
それも今は、使う人などいなくなっているが・・。

現代になってできた規定の数え方もある

  • 健康食品のサプリメント=1粒、2粒、・・ 
     
  • 薬やビタミン剤=1錠、2錠、・・

この数え方で、食品であることと薬品であることを区別しているそうである。
自宅にあるものを確認してもらうとよく判るはずだ

複雑だが、覚えると数え方だけで内容や大きさまでわかるのはすごいと感じる物だ。
しかし、難しい。

良かったら下記URLでちょっとクイズをやってみてはいかがかな。
http://www5b.biglobe.ne.jp/~aiida/kazoekata/kazoekata-quiz-index.html

 

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コメント

「斤」が重さの単位であること知ったのは、最近の事だった。

「匁」も重さの単位で、タオルにも使われる。
200匁などと言うが、1ダースの重さのことだったようだ。

ですよね、玉井人さま。

投稿: もうぞう | 2007年3月 7日 19:53

釣りキチによりますと、ハエはヤマベ、オイカワとも言うそうです。モロコとはちがうそうです。蝶を1頭,2頭と数えるなんて・・・へ・え・え・・・驚きました。お豆腐、子供の頃、確かにお豆腐は半分に切って売ってくれたような・・・オボロゲな記憶がありますよ。お鍋を持って買いに行かされました。

投稿: 山口ももり | 2007年3月 7日 20:16

)もうぞうさん

その通りです。こちらでは会津の味噌メーカーの商品に「八百匁味噌」と言うのがありまして文字通り重さが八百匁ですが
このことを知らない人が増えてきています。
 
 
)山口ももりさん

オイカワの方ですか、どっちかなあと思いました 
オイカワは釣り上げた時の手ごたえが小さいのにいいんですよねえ。
豆腐を二つに切って、と言うことは半丁のさらに半分ですから、豆腐屋さんとすれば4倍儲けかもしれませんね。
 

投稿: 玉井人 | 2007年3月 8日 08:09

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豆腐と言えば、男前豆腐が、有名ですが、美味しい豆腐はそれ以外にもあります。たとえば、名古屋の「どえりゃーうみゃー豆腐」豆腐に関する話をしていきます。 [続きを読む]

受信: 2007年3月 7日 17:33

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