公職のこころえ
今年行われている統一地方選挙において、24年ぶりに町長が替わった福島県矢祭町のことだ。
「住基ネット不参加宣言」、「合併をしない町宣言」で小さな町が国を向こうに回して町の考えと権利を押し通した名物町長の根本氏の後をつぎ副町長の「古張(こばり)氏」が初当選と相成った。
当選インタビューの時に、根本前町長が新町長に言ったことがとても頭に残ったのである
われわれ(町長、議員、役所職員)は、税金で食わしてもらってることを考えて、一生懸命働くこと・・
矢祭町では、大幅な人件費削減を実行したため課長職でもトイレなどの掃除をしている、とてもよく働く職員のいる町なので、そのことばには重みと自信が満ちていた。
全国にもこのことばを報道してもらいたいものである
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コメント
公務員の鏡だね。
すばらしいことだと思います。
そういえば、なにかのTVで岩手の滝沢村だったか?もなかなか素晴らしと言ってましたね~
投稿: もうぞう | 2007年4月19日 (木曜日) 20:18
)もうぞうさん
根本町長は、7年前に引退を考え前回それを発表したんですが、町長室に町民が押し寄せて涙を浮かべ続投を懇願されもう一期だけと泣いて決めた経緯があります。
やっと引退できた顔には疲労困憊の表情が浮かんでました。
投稿: 玉井人 | 2007年4月19日 (木曜日) 20:28
わたしがこの記事を読んで真っ先に思ったのは二本松藩の「戒石銘」「http://www.city.nihonmatsu.lg.jp/history/kaiseki/kaiseki.html」はまさにこのことを言っているということです。しかも江戸時代に。
この「戒石銘」の言葉は少しも化石化することなく現代にも立派に通用するお役人の基本姿勢なんだと思います。
投稿: koji | 2007年4月20日 (金曜日) 19:21
(失礼)「戒石銘」
http://www.city.nihonmatsu.lg.jp/history/kaiseki/kaiseki.html
投稿: koji | 2007年4月20日 (金曜日) 19:23
)kojiさん
やはり思いましたか、わたしもテレビの生中継インタビューを見ててすぐに浮かびました。
根本氏は意識していなかったんでしょうが、同じですよね
投稿: 玉井人 | 2007年4月20日 (金曜日) 19:46