夕張サポータズinいわき
福島県いわき市で、経済破綻した夕張市をサポートする「夕張サポーターズinいわき」が発足されたそうだ。
まだ会員は数えるくらいのようだが、これから活動し資金を援助したりするらしい。
でも、経済破綻で有名になってしまったため夕張市だけがクローズアップされているが、実際は石狩炭田閉鎖によって、経済危機が起きているところは炭鉱を中心に隣接するところ全部なのである。
先日テレビでやっていた夕張市の石狩炭田をはさんで北部に隣接する「歌志内市(うたしないし)」などは、夕張市より深刻な危機に直面しているそうなのだ。
ただ、面積が小さいせいもあるのか行政の踏ん張りでギリギリで破綻を免れているようだ。
どんな状態かは説明しにくいが・・
「日本一人口の少ない市」、「日本一過疎が進んでる市」のような呼ばれ方をされている市を裏付けるような数字、
歌志内市の人口、5,100人(さらに減少中)は、
夕張市の人口12,600人と比べても少なさが良く判るはずだ。
ちなみに私の村の人口8,400人(増加傾向)と比べるとなお良く判るものだ。
炭鉱があったころの歌志内市の人口は、40,000人以上いたことを考えれば現在は10パーセントを少し上回る程度になってしまっているわけで、税収は減る一方でよく持ちこたえているものだ。
市は、合併と公共料金の値上げで対処しようとしているようだ。
その苦労を考えたら、夕張市のように経済破綻を宣言してしまった方が有利なような・・矛盾を感じるものである
つまり、夕張市も歌志内市もどっちもがんばれ、そして全国過疎の市町村みんな「がんばれ!」だ。
「国は、あんまり期待できないぞ」
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コメント
新潟県には「粟島浦村」という村があります。
俗に「粟島」とよばれています。佐渡の北にある小さな村(島)です。
人口は400人台。
その村も合併問題が深刻なんですが、合併すれば「飲み込まれる」ということで、現在は合併しないことで合意しています。
単独でも合併してもどっちにしたって、大変な情勢のようです。
投稿: もうぞう | 2007年5月30日 (水曜日) 05:50
)もうぞうさん
そこまで少ないと人口とは言いがたい数字ですよね。
わが福島県にもあります。
尾瀬の玄関口の村で有名な「桧枝岐村」は600人ほのどの少人数になってます。
財政は大変だと思いますね。
投稿: 玉井人 | 2007年5月30日 (水曜日) 08:31