抗菌、滅菌、除菌、殺菌、消毒、違いは?
最近の歯ブラシやトイレには「抗菌処理」とか書いてある。
そのほかには滅菌(めっきん)、除菌、殺菌などがあるが、その違いは何だろうと思ったことはないだろうか?
どれが一番清潔なのだろうかと、思ったりしたことはないだろうか?
あえて菌に対する強さランキングをつけるとこうなるようだ
- 抗菌(こうきん)
>菌を減らす(殺菌)と同時に、菌の増殖を抑える(制菌)効果との両方があること - 滅菌(めっきん)
>あらゆる菌を完全に無くすことで消毒と同じ。 - 殺菌(さっきん)
>特定の菌を殺して減らすこと。除菌。医薬品・医薬部外品など薬事法指定製品にのみ使う言葉。 - 除菌(じょきん)
>特定の菌を殺し減らすこと。殺菌。使用されるのは薬事法指定外の商品になる。 - 消毒(しょうどく)
>細菌を弱めること。人体に有害な物質を除去または無害化すること。
つまり、作用そのもだけなら滅菌が一番強いのだが、一時的なことなので抗菌が一番強いとになるようだ。
さて、抗菌ブラシで歯を磨いて寝ましょうかね
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コメント
O157が出てから、このような言葉が頻繁に出るようになったようです。
現場では、必要なんでしょうが、一般人はあまり神経質になる必要は無いと思います。
むしろこれらを必要以上に繰り返すことで、耐性が出来てしまって、始末が悪くなるとの報告もあります。
投稿: もうぞう | 2007年5月 8日 (火曜日) 18:59
)もうぞうさん
そう言えば、O-157より毒性が強い「O-27」というのが日本国内で発見され、注意を促していましたね
投稿: 玉井人 | 2007年5月 8日 (火曜日) 21:24