運転席のこだわり

新緑の木々の中エアコンを切ってゆっくりとドライブなんていい季節である。

私の愛車の中から見た景色も輝くような緑がいいものである。

この運転席に私はあるこだわりを持っている。
よく見ると判るだろうが、お守りやアクセサリーなどがまったく無いのが確認できるだろうか。

一見、殺風景くらいグレー基調のドライバースペースに見えるかも知れない。
そうなのだ！「何も置かない」「何もぶら下げておかない」のがわたしのポリシーである

私は、自分の運転席からの視界に自動車の操作や機器類以外に何かあるのがとても嫌な人間なのである。

そのためこのように味気無い運転席となるわけである。

妻が買ってきてくれた交通安全のお守りもぶら下げているのだが、場所はステアリングの根本になっていて運転するとちょうど左ひざあたりにぶら下がっているため、運転中に視界に入ってくることはまったく無い。

若い女性や、若者の中にはルームミラーなどにいろんなものを提げているのがいるが、あれでよく安全な視界が確保できるのか不思議だし、目が疲れないかと感心してしまうくらいだ。

たぶんこれは性格だろう。最近免許を取った姪もやはりやっていない。妻も「邪魔だ」とぶら下げていない。

「お守りくらいは、下げてるよ」という人もいるだろうが、そのお守りで視界が阻まれたりして事故を起こしたら何の意味も無いではないか。
わたしはそう思っている。