「山口、母子殺害事件裁判」に思う
山口県光市で会社員本村洋さん(31)の妻弥生さん=当時(23)=と長女夕夏ちゃん=同(11カ月)=が殺害された事件での当時10代の少年だった証言
- 殺めるつもりはなかった
- 弥生さんの衣服を脱がしたのは遺体をタオルでぬぐおうとした
- 死後人は性交すると生き返ると信じて暴行に及んだ
- ドラえもんが何とかしてくれると思い、押し入れの天袋に入れた
- 詳細な質問には「分からない」「覚えていない」を繰り返す
審議差し戻しになり弁護団が変わっただけで、これほどまで容疑者が様変わりしてましまうものなのか・・・?
26歳の青年が裁判で話す言葉としては実に間の抜けたコッケイで幼稚な発言を繰り返すものである。
新たに弁護を引き受けた弁護団の「死刑廃止運動」の道具にされている裁判なんだろうか?
私の疑問は、まだ別のところにもある。
26歳の成人男子を事件当時18歳(報道によっては19歳)だったため「少年法」で裁判が進行しているてんである。
審議がさらに長引けば、30代になっても少年として採決されるのだろう。
なんとも、不思議だが事件当日で裁かなくてはならないのも判らないでもないが・・・。
ただ、テレビで弁護士の方の説明で始めて知った法制度がある。
もし、この事件が今年結審になり<無期懲役刑>が確定した場合、この残忍な暴行親子殺人を起こした26歳の青年は少年法適用になるため、<7年後(33歳)仮釈放>が認められ、事実上自由の身として出てこられるそうなのである。
今回、新たになった弁護団は被告に「無期になれば、あなたは少年法適用なので7年で釈放されます」と教えたのかもしれない。
それだから、弁護士の言うとおり台本を読んでいるのかもしれない
そう考えると、被告の「ドラえもん・・・・」などの証言を続ける訳がなんとなく見えてくるようだ。
完全に裁判から離された感じの被害者の夫で父親の本村洋さん(31)の落胆ぶりと怒りはいかばかりだろうか?
私には、想像もつかない。早く適正な結審を祈るばかりだ。
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コメント
nanamiです。
この犯人は知能犯としか思えません。
弁護士って何?
弁護士って聞くだけで虫酸が走ります。
被害者の方の無念は?
犯人と、弁護してる人を除けば、残りの方は
みな、腑が煮えくりかえりますね。
投稿: nanami | 2007年6月28日 (木曜日) 15:28
もちろん、立派な弁護士もいることでしょう。
そして冤罪とか無実とか誤解とか、そういった被害者を弁護するための弁護士なのでしょう。
しかし今回の場合、なんのための弁護なのか。
弁護が単なる金儲けの手段になってしまっているとしか思えません。
投稿: 秋ぎつね | 2007年6月28日 (木曜日) 15:37
この事件については、まったく遺憾ですね。
そもそも最高裁は、差し戻しなどせずになんでそのまま判決を出さなかったのか?
誠実そうな旦那さんを見るにつけ、心が痛みます。
投稿: もうぞう | 2007年6月28日 (木曜日) 20:30
話は簡単 7年後に
被害者が 殺人を犯せばよい。
天罰を下したかった。
そして ドラえもんに頼めば
必ず生き返ると思った。と
殺意を否認すればよい。
投稿: 簡単 | 2007年6月28日 (木曜日) 20:59
非常に重いテーマですが、わたしは被害者の夫で父親の本村洋さんのように強い人間ではないのでこのような不条理な事件が裁判になること事態耐えられないと思います。無期懲役なんてなまやさし過ぎます。死刑なんて簡単すぎます。目には目を、歯には歯を、報復しか考えられません。それでも気持ちは収まらないと思います。本村洋さんがこの裁判をどのような気持ちで耐えておらえれるかわたしには想像すら及びません。
この被告が無期懲役判決後に知人へ出した手紙というのがありました。
「知ある者、表に出すぎる者は嫌われる。本村さんは出すぎてしまった。私よりかしこい。だが、もう勝った。終始笑うは悪なのが今の世だ。ヤクザはツラで逃げ、馬鹿(ジャンキー)は精神病で逃げ、私は環境のせいにして逃げるのだよ、アケチ君」
「私を裁けるものはこの世におらず」
「無期はほぼキマリ、7年そこそこに地上に芽を出す」
(被害者に対して)『ま、しゃーないですね今更。ありゃー調子付いてると僕もね、思うとりました。』
(ウィキュペディアより抜粋)
こんな男もし7年後に出てきたとしても許せるはずがありません。
投稿: koji | 2007年6月28日 (木曜日) 21:06
)nanamiさん
虫酸が走りますか。かなりお嫌いのようですね
かなり法廷を馬鹿にした態度の犯人には裁判官も切れ掛かったみたいですね
)秋ぎつねさん
金儲けというより、名声、つまり売名行為に近いかもしれませんね
)もうぞうさん
そうなんですよね。差し戻されたこと事態が理不尽な裁判ですし、ある意味で弁護士の「思う壺」になるんでしょうね
)簡単さん
本村さんは、間違いなくそう思ってるに違いないでしょうね
)kojiさん
これは・・・ひどい!なんてやつだ!
最高裁の方々は、まんまとこの考えどうりに動いてしまったということですよね
今度の選挙のときに、もし裁判官のがあったらみんな「×」を付けたくなっちゃいますね
投稿: 玉井人 | 2007年6月29日 (金曜日) 08:13