横綱朝青龍について・・
いろんな意見があり、はっきりとした記事としてはなんとなく差し控えていたのだがやはり書かずにはいられない。
この問題を良く知らない人や興味のない人には、相撲協会の体質、国際的人権問題、単に感情的なこと、親方の態度の問題、等々とあまりにも分散化して判りにくいに違いないことだろう。
どちらかと言えば「かわいそう」という思いに・・・
最大の原因は、夏巡業を断ったことである。
その理由が、土俵入りや顔だけだすことさえままならないほど重症な状態(ひじ関節炎、腰の骨骨折)のため帰国して養生するとのことだったのが、サッカーでジャンプしてヘディングしたりと重症とは程遠い姿が報道されてしまったことである。
これで、協会が怒らないはずはない。本場所出場停止くらいあって当然だとほとんどの人が思ったが、「そこまでは、また・・しないだろう」とも思ったはずである。
今までも注意くらいで終わっていたのだから、そう思う人も多かったはずだ
過去にあった
- 先代高砂親方の「告別式」もっとも大事なそれを平然とすっぽかし協会と親方に無断で帰国したときも。
- 最初のモンゴルの英雄で先輩の「旭鷲山」へ対しての土俵上での非礼な態度
。 - 他の部屋の有望な力士にプロレス技に近いので大怪我をさせたときも
- 土俵での相手や懸賞金をもらう作法を何度も注意されたときも
どのときでも、注意されたさいに「どこが悪いんだ!」という態度を繰り返した。
それでも再度協会などから注意されるとお得意の「無断帰国」を繰り返していた。
そのつど親方が中に入ってはいたが「横綱?どこにいったか知らん!」などの記者会見が行われていたわけだから、なんとも情けない高砂親方でもある。
今日の横綱の顔を見てもどうしても「こんなところにいられるか!」と、わがままが聞き入れられず機嫌を悪くした子供の顔にしか見えなかった。過去にやってきたのとまったく同じである。
空港での姿は、とても土俵入りもできないような重症の骨折には見えない歩き方であった
もっとも大事なことは相撲取りはプロスポーツであること、プロである以上協会や部屋の親方以前に一番に考えなくてはならないのは相撲をお金を出して見てくれる相撲ファンあっての横綱であることだ。
そのファンに何も答えず、謝罪もなく、すねた子供のように帰国する姿にはプロスポーツ選手としての品格さえもなくなってしまったかのようである。
スポーツ選手ならルールを守るのは当然だとは思わないのだろうか?
| 固定リンク
コメント
今までの素行が悪すぎたから今回もどうせ仮病だろうと思っている人も多いよね~
まさに狼少年。
でも私もあの帰国するときの映像を見たら(-ω-;)ウーンって思っちゃったよね~
ほんとどう見てもいじけて駄々捏ねているようにしか見えない。。。
痩せてもいないし歩きもしっかりしてるしとても疾患があるようには見えない。。。
レポーターは憔悴した顔していると言っていたが、私にはとてもそうは見えなかった。
まあどっちにしても長い間体を動かさなければ筋肉も落ちるだろうし、そうなると素の体の状態に戻すのに休んでいた期間の数倍かかるだろうし下手するともう無理かもね~
きっと彼も日本に来たころはしきたり守って立派な力士になろうと思っていた時期もあったんだろうに。。。頂点に立って英雄扱いされたりして増徴しすぎたんだね~きっと。
是非初心の頃の気持ちを思い出してもらいたいもんだ。
投稿: 纏 | 2007年8月30日 00:50
)纏さん
そうですね、消沈しているようには見えませんね。
どちらかと言えば「むかついた顔」でしたかね。
初心はいまだに貫いていると思いますよ。
「プロ格闘家は強いものが一番、品格とは強さです」そういうう考えをいつも言っていましたからね。
いまでも「俺は優勝したのに、強いのに、なぜ?処罰される?」の思いだと思います。
投稿: 玉井人 | 2007年8月30日 07:57
何だか、寂しいお話ですね。
日本人でないから、しょうがないのでしょうかね?
日本人なら、誇りはどうしたと言いたいですね。
投稿: nanami | 2007年8月30日 12:48
10万アクセス突破おめでとうございます!
昨日、来た時は、まだ120くらい手前だったのに…今来たら64も越してました。(^^)
朝青“竜”って…“龍”じゃないのは、わざとでしょうか?(笑)
あのサッカーの映像が流れなかったら、このような事態には、ならなかったでしょうね。
(それより、奥さんとの関係は大丈夫なんでしょうか?ま、人付き合いが苦手なのかな?)
投稿: まめ | 2007年8月30日 16:03
10万アクセス、おめでとうございます。
朝青龍の問題は、そのまま親方の問題でしょう。
師弟教育が成り立たなかったところに、一番大きな問題があるのでしょう。
その親方も、学生相撲出身で下積みがなく、「心」の稽古が足らなかったんでしょう。
テレビでは、飛行機が到着すると真っ先に立ち上がったとか、うつ状態の人はあまりしない行動だとか?
憔悴なのか? ふてくされなのか?
投稿: ぜん | 2007年8月30日 17:07
)nanamiさん
日本人でないから日本人より日本にあわせると言うのが今までの外国人力士だったのですがねえ
「プロ格闘家」の考えだけで相撲をとっていたのでしょうね。
)まめちゃん
ありがとうございます。
「こっちさはひさしがったない」
緊急メンテナンス中にいつの間にかなっていましたね。気が付きませんでした。
竜で十分でしょう、とりあえず直しました。
(^_^)
奥さんとも何かあるようですね。さてさて・・
)ぜんさん
親方でしょうね。普通ならこいう場合協会から処分が下されると、親方は部屋としての別の処分を付け足すのが通例なんですが、今までもそんなことは一度もやらなかったですからね
まるで選手とコーチみたいな関係でしたね
投稿: 玉井人 | 2007年8月30日 17:47
“玉井人さん”100,000アクセス突破おめでとうございます。今後益々のご発展をご期待申し上げます。
横綱はなんといっても力士の頂点にあるわけですから、強い!うえに、品格がなくてはいけません。ここが横綱の横綱たるところだと思います。
投稿: koji | 2007年8月30日 19:10
)kojiさん
ありがとうございます
横綱(注連縄)の意味がわかればおのずと理解できるんですがね
投稿: 玉井人 | 2007年8月30日 19:52