USA小中校では「原爆投下は正しかった」と教えてる
アメリカの小学校、中学校での第二次世界大戦において日本にアメリカが原子爆弾を投下したのは「あの時期戦争を終結するのには正しいことだった」と教えているそうである。
その理由は「原爆によって多くの犠牲者が出たが終戦になりそのほかの何千万人の日本人が救われたからである」と教育されているそうだ。(実際の終戦理由はロシアの参戦である)
久間防衛大臣が退陣することになった「失言」とまったく内容が同じであることがなんとも考えさせることだ。
アメリカ人のほぼ全員がこの考えが徹底されてき始めていることに政治的な意図がはっきり見えるものである。
私が注目したのはその現場で教えているあるアメリカ人女性教師の言葉である。
私も原爆の日本への投下は(戦争を止めさせて)大勢の人を救うためにそのときは仕方なかったと思っています。
でも、子供たちに・・・
「それなら最初の原爆(広島)だけで十分だったように思えますが、なぜ次の二つ目の原爆(長崎)を投下したのですか?」と、
いう質問をされたとしたら・・・私はその質問に答えることができません。
というような話をしながら深刻に悩んでいた顔が印象的だった。
アメリカ人も「原爆は使ってはいけない」の気持ちが根底にあるんだということ、原爆投下への小さな疑問が存在するのだと何か安心してしまった。
それなら、もうちょっと教え方も考えてほしいものである
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コメント
多分そんな気がしました。
やっぱりね~
アメリカは謝らない事が素晴らしいです。
日本は謝りすぎだ。
投稿: もうぞう | 2007年8月 8日 (水曜日) 21:38
個人個人では、色んな考えがあるんでしょうが、統一させるためには、この教え方がわかりやすかったんでしょうね。(でも、そもそも国の大きさが全然違うのに、対等に戦争して勝てると思ってたわが国も、変と言えば変のような気がするのは、私だけでしょうか?)
投稿: まめ | 2007年8月 8日 (水曜日) 21:42
)もうぞうさん
そうなんだそうです。現在のアメリカ人で50代以下の人々はすべてこの考えで統一されているようです。
原爆投下のずっと以前に敗戦がわかった日本政府が天皇の特使を送って停戦を申し入れていたなんて誰も知らないことなのです。(日本でも知られていない)
)まめちゃん
その通りです。その国力の差を知らない一部の政治家や軍部の判断ミスでしょうね。
二本松出身の朝河貫一氏はそのアメリカでの人望で大統領に参戦を一時期思いとどめさせたんですが、日本は真珠湾に攻撃してしまったんですよね。
投稿: 玉井人 | 2007年8月 8日 (水曜日) 22:11
結局、世界は強いもの勝ちですよね。アメリカがいつまで、今のままの強者でいられるか???EUはまとまりそう???問題はいろいろありそうですが・・・アメリカの主張に、唯々諾々と擦り寄るのが情けない!!!朝青龍の件、熱いコメント興味深く拝読しました。ありがとうございました。
投稿: 山口ももり | 2007年8月 9日 (木曜日) 11:02
)山口ももりさん
日本も「勝てば官軍」の言葉がありますからね。
本土でなくてもアメリカを攻撃した(真珠湾攻撃)唯一の外国である日本へのわだかまりがそうさせるのでしょうかね。
投稿: 玉井人 | 2007年8月 9日 (木曜日) 12:49
もうぞうさんにお答えしている、玉井人さんの
お返事のコメントを読んで、えーーーー??!!
そうなの??と、驚きました。
敗戦が分かった日本政府が天皇の特使を送って
停戦を申し込んだなんて、初めて聞きました!!
もし、その時停戦していたらどうなっていたの
だろうと、ちょっと思ってしまいます。
原爆を2度も投下されずに今の平和の日本があるの
でしょうか??
だとしたら、原爆で亡くなった人々は犬死ですよね。
何の罪もない一般の人が沢山亡くなったのだから。
合衆国の言い分は正しいと言えないと思うの
ですが。
合衆国の50歳以下は皆そう教育されているのですね~~。
合衆国が何となく嫌な国に感じてきました。
投稿: 浜辺の月 | 2007年8月 9日 (木曜日) 22:50
)浜辺の月さん
昭和20年になり戦況は敗戦濃厚となり、国務大臣であった元内閣総理大臣近江文麿氏(元日本新党党首で内閣総理大臣になった細川護熙氏の母方の祖父)の提言を受けた天皇はその近江文麿氏をつかいロシアに停戦仲裁を頼みに行っていたんですね。(6月会議で天皇は停戦方法を研究するよう話している)
ただそのころでも、正確な歴史背景を言うと長くなりますが原爆を投下されても軍部は停戦の意思は無かったようです。
停戦を決意させたのは突然中立国だったそのロシアの参戦だったそうです。
7月26日にアメリカは「原爆実験成功」を世界に発表し、同じ日に日本への「降伏命令(ポツダム宣言)」を連合国として出しています。
しかし、結果は・・・
もし停戦がうまくいっていたとしても、時期がずれただけで原爆の人体実験をしたくてしょうがなかったアメリカ軍部にとって投下はされたと思います。
太平洋戦争のときも一般人には攻撃してはいけないことが協定としてあったそうです。
そこからいえば40万人とも言われる死者を出した原爆投下は間違いなく「アメリカによる一般人大量虐殺」なんです。それをひたすら正当化しようとしているのがアメリカ政府でしょうかね。
長くなりました。このことにはいっぱい書きたいことがあるので勘弁してください。
投稿: 玉井人 | 2007年8月10日 (金曜日) 08:40