9月27日、運命の二人が出会った
昭和20年(1945)9月27日(木曜)、きょうと同じ日同じ曜日に身長180センチ体重100キロ以上の大男のアメリカ人と、身長150センチ足らず体重50キロに満たない小さな日本人が運命的な出会いをした。
その大男の名前は「マッカーサー元帥(げんすい)」
そして、小さな日本人は昭和天皇こと「裕仁親王(ひろひとしんのう)」である。
机の後ろでふんぞり返り敗戦国のリーダーを見下しながら迎えるマッカーサー、小さな体を会釈しながらさらに低姿勢で入室してきた昭和天皇、初めての対面であった。
そこに不思議な現象が起きる。見下した姿のマッカーサーは天皇を見たとたんそのただならぬ高貴な物腰、静かな口調、国民への責任感、オーラのようなものを肌で感じ自然に直立不動の上位者を迎える態度になってしまったと言われる。
そのとき二人は何を思ったろうか?天皇が戦犯として裁かれることがなかったことがそのときのことを語っている気がする。
そんなことがあったきょうの日である。
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コメント
はじめまして
カー助さんのブログからきました。
覗かせていただきましたら、なんと、同じ福島県の方ということで、驚きました。
私は、天皇家に関心があります。
この時の昭和天皇の言葉で、マッカーサーは天皇が日本人の拠り所と思い、天皇制を廃さなかったと言われていますよね。(勉強不足ですみません)
責任を取る覚悟はできていたと思います。
投稿: チエちゃん | 2007年9月30日 20:31
)チエちゃん
ようこそ!
そうでしたか、同じ福島県でしたか。
天皇にはその覚悟がその年の2月ごろにはあったような記録がありますね
投稿: 玉井人 | 2007年9月30日 21:11