1m=12万円、1km.=1億2千万円です
今年「日光国立公園」が誕生したニュースは大きく報じられたので知っている人も多いことだろう
その日光国立公園に伸びる全長63km.に及ぶ木道の整備費用とはどのくらいかかるのか?、
そしてその整備された木道は何年ほどの耐久力があるのか?費用を負担しているのはどこなのか?を知っている人はいないであろう。
私は国立公園なのだから大部分が国であろうと思っていたのだがそれは全く違っていたのである。
国が直接管轄しているのは12km.だけなのである。
あとの51kmは、東京電力とそのグループ各社、檜枝岐村、南会津町、尾瀬林業が費用を出していたのである。
当然助成金があるのだが、それも小泉前総理の政策で大幅に減らされてしまったのだから大変な財政難になってしまっているそうだ。
木道は1メートル整備するのに「12万円」もかかるそうなのだ。
これを100メートルに置き換えると「1千200万円」、仮に51キロメートル全部をやったら「61億2千万円」の莫大な費用となる計算である。
木道は10年を過ぎると交換しなくてはいけないそうで、かならず毎年どこかの場所を工事しなくてはいけなくなるようである。
「尾瀬国立公園」の誕生とともに大きな財政負担の問題も誕生してしまったようである
「それならいっそのこと何もせず自然に戻せばいい」とも思いたくなるのだが・・
一度人が入ったところは、保護を怠ると自然破壊が急激に進む恐れが高まるのである。
さて、福島県はどう対応するのか、注目したいものだ
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コメント
木道ってそんなにも高価なものだったのですね。
それならば、朽ち果てることの無い永久に使用できる素材だったら、結果的に安上がりなのではないのでしょうか。
でもその木道の材料や加工や設置が収入になっているところも有るのでしょうから、それも難しいのですかね。
投稿: koji | 2007年10月24日 (水曜日) 18:45
)kojiさん
工事費や総合的にでしょうが、驚く金額ですよね
投稿: 玉井人 | 2007年10月24日 (水曜日) 18:59
よ~くお調べですね。
それにしても高いもんですね。
ところで「日光国立公園」の話なんですか?
これじゃ入山料の話も出てくるわけですね。
投稿: もうぞう | 2007年10月24日 (水曜日) 20:01
)もうぞうさん
これは地元紙が窮状を記事にしたものなんですが、
全国の湿原にある木道も同じと考えると大変なものですよね
投稿: 玉井人 | 2007年10月24日 (水曜日) 22:19
はぁ~!あまりの金額にびっくりですね。
維持費まで考慮したものを考えていかないと、地方自治はみんな破綻ですかね。
しかし、その金額、内訳を知りたいものです。
投稿: セット | 2007年10月26日 (金曜日) 18:13
)セットさん
詳細はどうなんでしょうね。意外なところに費用がかかっていたりするかもしれませんね
投稿: 玉井人 | 2007年10月26日 (金曜日) 19:24