プロ野球プレーオフ(クライマックス)ゲームに思う
プロ野球の日本シリーズ出場権を争うプレーオフゲーム(クライマックスシリーズ)の試合振りがセントラルリーグとパシフィックリーグでこんなに様相が変わるとは思わなかった。
パリーグ>
第一ステージで戦ったロッテ対ソフトバンク、第二ステージでの日本ハム対ロッテはそろってもつれた試合になった。
そして最後に日本ハムが出場権を決めた試合、ヒルマン監督などが胴上げされた後敗れたロッテの選手がグランド上の日本ハムチームの中に入りお互いに勝利を祝い健闘をたたえあう姿がそこになった。
すばらしい姿で有り、プロ野球の試合では始めてみる光景に私は驚き、感激した
外人監督の考え方なのだろうか、すばらしいことである。それにくらべセリーグは・・
セリーグ>
第一ステージの対阪神、第二ステージの対巨人戦でも圧勝した中日のモチベーションの高さ、その様子がリベンジへ燃える中日選手に見えた気がした。
決定後の様子、中日は胴上げも無く次の日本シリーズを見据えた顔の選手、
それを呆然と眺めるジャイアンツ選手にはロッテのように中日選手の健闘をたたえる余裕も無くスポーツマンシップの様子も無い、いつものプロ野球の最後だった。惨めである。
「巨人の敗因は試合の無い日にちが開きすぎたから」などと理由にしているが、少し短いだけで日本ハムだって同じようなものであるのだから、そうではないと思う。
キーワードは「モチベーション」である。
巨人の選手もモチベーションやコンディションを維持するため練習はしていたのだが、他の球団がプレーオフ中や前日に控え、緊迫したその真っ最中の12日に「リーグ優勝祝勝会」などを催していたのだから、選手のモチベーションが上がるわけが無い。
巨人は極論を言えば新ルール(プレーオフ試合)のことを理解しようとしない渡辺氏ら読売グループに足を引っ張られたんだと思う。「かわいそうだ」
こんかいの惨敗で読売の(癌)渡辺氏がまたプロ野球機構に横槍を入れてきそうだ
ワールドベースクラシック優勝、プレーオフ逆転から日本シリーズ優勝、アジア大会優勝、を北海道日本ハムファイターズで経験し、巨人に移籍した「小笠原選手」にとって読売(渡辺氏らグループ)の様子は「違和感、疑問」を感じていたことだろ。
、北海道の大ファンに背を向け「ジャイアンツブランド」選んだ意味、一人冷静にプレーオフで「プレーオフ経験者」の安定感、その姿に強い信念のアピールを感じた気がする。
その気持ちを全選手が共有できたらどうなっていたか判らない。
私としては、理想的な形なったのでとてもいい気分である。
またまた、巨人ファンの皆様ごめんなさい。
<(_ _)> !
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コメント
見ました見ました!パリーグのプレーオフ。
私もお互いを称えあう選手達をみて、熱いものがこみ上げました。
やはりスポーツは、ああ在るべきでしょうねぇ。
私は、例の“栄光のチーム”がどうも好きになれないので、セリーグは見ませんでした。(^^;
セリーグ・パリーグ問わず、あの精神は見習うべきでしょう。
これは別のスポーツでも言えることですが・・・。
投稿: セット | 2007年10月21日 (日曜日) 18:19
)セットさん
ああいう光景は、サッカーなど他の球技ではよく見られるような気がします。
野球のそれが新鮮に見えたのはおかしいですね。
試合終了後謝罪にいくようなのはスポーツと呼べないような気がします
投稿: 玉井人 | 2007年10月21日 (日曜日) 21:01
こんばんわ。
今回の「プレーオフ」は、「巨人」に取って、「酷」なシリーズでしたね。
特に、「2週間以上の感覚」=「試合感覚」が、響いていたのが、原因でしたね。
投稿: H.K | 2007年10月21日 (日曜日) 22:20
)H.Kさん
本文でも書きましたが、私はそんなふうには考えてはいません
投稿: 玉井人 | 2007年10月21日 (日曜日) 22:42
パリーグは、一応千葉だから、ロッテでしたが、日ハムでも、まあ OKですが、セリーグの中日は「るん、るん」です。るんるんでなかったら、ご免なさい~。
投稿: nanami | 2007年10月22日 (月曜日) 16:44
)nanamiさん
私は落合監督の現役時代(ロッテ時代含め)からのファンです。
うれしいですよ
投稿: 玉井人 | 2007年10月22日 (月曜日) 19:28