どうしたの?なぜ救急患者拒否
11日、日曜日の夜中に福島市仁井田と言うところで女性が交通事故にあってしまった。
すぐに救急車が呼ばれ到着しすぐさま救急隊員は病院に受け入れ要請をしたのだが、4箇所の病院に次々に断られたのだった。
同じところへ時間を置いて再度要請したので、その回数全部で8回になってしまった。
9回目にやっと受け入れ先の病院が決まったときはすでに1時間以上経ってしまっていたのだった。女性は最後の受け入れ先の病院で「先生苦しい助けて」と言いながら6時間後に死亡してしまった。
こんなことが・・・
まさか、よりにもよって県庁所在地福島市のそれもよりにもよってこんな場所で起きるなんて思わなかったことである
なぜなら、この福島市仁井田と言うのは国道115号線と新13号線が交わる辺りにあり半径2キロくらいのすぐそばには救急患者受け入れ病院やそのほかの病院も集まっている場所なのである。(救急担当病院だけで~115号線沿い=4院、13号線沿い=2院)
http://www.10man-doc.com/listup.php?cgi=tohoku&dbs=fukushima&pcode=6&city=001&domain=48&spl=1
3~4病院は見える場所に存在するのに受け入れられなかったとはどういうことなのか。
病院側は発表していないが、重大な理由があったのであろう、きっと!
そうでないと13号線沿いでも最も遠い場所の病院に搬送された患者がかわいそうである。
その断った病院名はいつものように公表されていないが、病院を目の前にして1時間も交渉することになってしまった救急隊員はやりきれなかったはずである。
おもいきって、病院名は発表できないのだろうか?
地元の人なら近くの病院なのだから検討をつけられ、違う病院なのに変な噂話を広げられてしまうんじゃないかと思うのだが、どだろうか?
どっちにしても、亡くなった人は返ってこない(合掌)
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コメント
私、このニュース新聞で見ました。この頃、患者拒否の記事多いですね。産院たらいまわしで助からなかったというニュースもありました。特に、救急病院に指定されているのに拒否するなら指定をはずさなければとも思います。わが家でも主人が真夜中に救急車で運ばれた時、救急隊員が受け入れ先の病院を探すのに苦労していました。家の近くの病院は拒否され、いつまでも車を止めて交渉している姿に早くしないと命がと乗っている私はやきもきでした。ずっと遠い病院が受け入れてくれ、大事に至りませんでしたが、病院には病院の言い分があるようです。全体的に医者の数が不足しているようで医者も不眠不休で働いても追いつかないと聞きましたが、内情はどうでしょうか。でも命がかかっているのですから、こういう問題は深刻に考えなければならないと思いますね。
投稿: ミッチ | 2007年11月14日 (水曜日) 16:53
この問題で気づいたことは、かえって場所が良すぎたことか?
つまり病院が多くある、断っても他がやってくれるだろうみたいな。
また情報開示が言われていますから、情報を開示するべきでしょう。
つまり断った正当な理由をね。
投稿: もうぞう | 2007年11月14日 (水曜日) 19:53
)ミッチさん
高何度も新聞に載ったり、それが地元だったりすると早く何とかしてもらいたいですね
運が悪かったでは困りますよね。
)もうぞうさん
私も同じことをチラッと思いました。
「病院下暗し」でしょうか
投稿: 玉井人 | 2007年11月14日 (水曜日) 22:14
私は受け入れてもらって幸運?でした。記事の女性はまったく不運です。まさか病院が受け入れを拒否するだなんて…。もうこんなことが無いようにお願いしたいです。
投稿: はーちゃんパパ | 2007年11月14日 (水曜日) 22:41
)はーちゃんパパさん
そうですよね。経験したのですから実感度はすごいですよね。
私の父も何度か運ばれましたが拒否はなかったです。
それでも他界してしまいましたが・・・
投稿: 玉井人 | 2007年11月14日 (水曜日) 23:04
全国的に医師が不足しているのですよ。ご存じですか?
過酷な労働をしている医師達が疲れ果てて、過労で倒れ・病にかかり・自殺に追い込まれたりする医師が増えているのです。だから、疲れ果てた医師達は次々に辞めていっているのです。だって、まともな休日なんてありませんからね。
これが医療崩壊です。
ついこの間までは、産科医療・小児科医療の崩壊だけだったのですが、とうとう救急医療も崩壊してしまったのです。
はっきり言います。
これは、酷くなるだけで、まず良くなりません。
全国的に医師の絶対数が不足しているからです。
医師に精神論で攻めたとて、どうにもなりません。
これが現実なのです。
投稿: 崩壊を眺めるもの | 2007年11月16日 (金曜日) 20:31
)崩壊を眺めるもの さん
「救急から逃げる・・」の意味が良く判りませんがコメントありがとうございます
医師不足は良く知っております。
ただ、こういうのは県内で初めてのことですし、近くにある病院は不足どころか充実した病院が多く集まっている所なのです。
そんな場所でおきたため問題になっています。
いま断った病院に対し事情聴取が行われています。
それによると医師はいたのですが、ベットが空いていないとかの理由が出てきていますので、やはり医師不足だけとは違うようです
投稿: 玉井人 | 2007年11月16日 (金曜日) 21:16
充実した病院と言っても、多発外傷の重傷患者を夜間帯で受け入れるのは難しいと思いますよ。今回の事件に対する反応を見ると、やはり救急からは逃げるに限ると思いました。
投稿: けろ | 2007年11月17日 (土曜日) 01:04
)けろさん
コメントありがとうございます。
難しいんでしょうね。それでも何とかしてもらいたいですよね、
わたしがそうだったように家族に急患ができたときは応急処置だけでもすぐにしてもらいたいと、強くそう思いますね
投稿: 玉井人 | 2007年11月17日 (土曜日) 21:10
ベッドが空いていない=医師は手が空いているではありませんよ。
投稿: パソ | 2007年12月 9日 (日曜日) 22:21
)パソさん
おっしゃる、その通りです。だからしょうがないでは困りますので、今回の教訓を生かして県は空ベッドの情報網を確立することが決定しましたね。
このことは福島医大病院からの提案だったようですが良い方向に進むとを祈りたいですね。
それに合わせて医師の情報も考慮されることを期待しましょう
投稿: 玉井人 | 2007年12月 9日 (日曜日) 23:24