曾爺さんの親は何て呼ぶんだろうね?
全国的にあった茶道の教室が倒産していたんだそうですね。テレビ局が関係者に取材を打診したら「テレビなどの取材等は難しいですね」の返答をしていました。
日本人には「難しいですね」=「お断り」ですが、
それが外国人記者だったら「取材できません」でもなく「取材できる」でもなくなんともはっきりしない言葉で、それこそ理解が難しいでしょうね。
日本にはもっと難しいのがいろんな単位や呼称があることですね。
わたしのように方言を使うことがほとんどの場合、共通語ではどう言うのか判らないことがあり非常に困るわけです。
たとえば「自分内のじいちゃん」のことは他人に対して話すときは「祖父」となるくらいはすぐに出るが「ひぃじいさん」を指す「曾祖父」なんて言葉はすぐに出てこないわけです。
また曾祖父の親になったら呼び方そのものが判らないくらいになってしまいます。皆さんはどうなんでしょうかね?
<親族の呼称>
- 親
自分⇒ 父母⇒ 祖父母(そふぼ)⇒ 曾祖父母(そうそふぼ)⇒ 高祖父母(こうそふぼ)⇒決まっていないので高祖父母の父母ということになる
- 子
自分⇒ 子⇒ 孫⇒ 曾孫(ひまご、そうそん)⇒ 玄孫(やしゃご、げんそん)⇒ 来孫(らいそん)⇒ 昆孫(こんそん)⇒ 仍孫(じょうそん)⇒ 雲孫(うんそん)⇒決まっていないので雲孫の子ということになる
仍孫には「耳孫」という言い方もあるようですが、来孫あたりからは中国でしか使わないらしいので日本では覚える必要も無いですね。参考だけにしてみてください。
それにしても、13代分までは呼び方があるなんて漢字文化圏はすごすぎますね
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コメント
13代でおおよそ300年間くらいですかね。
300年前は「忠臣蔵」の時代ですね…
吉良上野介かぁ~
日本史の授業ですね^^;
投稿: hide | 2008年1月17日 18:55
)hideさん
わたしは高祖父の親の親までは名がわかります
投稿: 玉井人 | 2008年1月17日 21:01
曾祖父母、玄孫までは知っておりましたが、その先は考えたこともありませんでした…。
随分あるもんですね。
今はどうだか知りませんが、昔の中国は儒教の国。
先祖を敬う心も手伝って、ちゃんと定義がなされたのでしょうか…。
子孫の方が多いということは、そうでもないのかな…。
でも、こうしてみると、漢字って面白いですね。
投稿: がんさん@大和の国 | 2008年1月18日 08:59
)がんさん
ここには書きませんでしたが、呼称に使われる漢字そのものにもまたすごい謂れがついているんですよ
そんなの知っていても生きていけると言われりゃ、それまでですがね
投稿: 玉井人 | 2008年1月18日 12:32