「自分の性格が嫌」と思ったら
自分の長所を聞かれてすぐ流れるように話すことができる人はごく稀だと思います
そのかわり短所を聞かれたらパッと答えられてしまう、これは「その短所を治したい、できれば消し去りたいとい」つも心のどこかで思い続けているからだと思います
私もその一人です
そんなとき「今のわたしを好きになる本」(宇佐美百合子著)という詩のような本に出会いました その本の内容に別の光を見た気がしてしまったのです
タイトル<光と影>の一部から
あなたは、「自分の性格を変えたい!」と思ったことはありますか?
(中略)自分の嫌いな部分が「陰」、好きな部分が「光」・・・「強い弱い」といった概念は、言葉は正反対でも、必ず一人の中に存在するものです。
ちょうど地球の昼と夜に似ていて、一方に光が当たっているときは、もう一方は陰になって見えていないだけです。
光と陰は一体だから、どちらか一方を無くそうとしてもムリでしょう?
人間もこれと同じで、ムリをすれば「いびつ」になって、性格がゆがんでしまいます。
大切なことは「陰」の自分も「光」の自分もいることを理解して、・・・両方のバランスをとって、状況に応じて自在に出し入れできるようになればいいんですから。
そしてこんなことも
たとえば葬儀に気丈に挨拶する遺族、それは自分の弱さを見せないようにしているので、強い人なのではありません
人前も憚らず泣き叫ぶ遺族、それは自分を素直に出せる人で、けして弱いわけではありません
自分の長所というのは短所によってコントロールされているし、短所もまた長所によってコントロールしているのだから、長所ばかりの人間になってもバランスが崩れ「突然・・・」というような人ができたりします
「短所も自分なのですから愛しましょう」これは一番心に響いた言葉でした
自分の短所も自分には不可欠という考え、陰と光の出し入れ・・・できるかなぁ?
明日は葬儀のためこんなことをちょっと思ってみました
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コメント
わがままな性格なので なかなか短所を
押しとどめることが出来ないこともあり・・・
でも 年とともに 何となく最近 こうしてはいけないと
押しとどめることも少しできてきたようになりました。
そうですかぁ・・・ 押し殺してばかりもよくない・・・
おうような 性格がうらやましい・・・
でも 人間短所ばかりじゃないと 僕も思います
投稿: aonami | 2008年3月21日 (金曜日) 16:40
)aonamiさん
そうなんです。短所は長所のコントローラーなんです
投稿: 玉井人 | 2008年3月21日 (金曜日) 17:45
短所と長所は紙一重。
表裏だと思っています。よく言えば長所。悪く言えば短所。
良く言っても短所では、いけませんけどね~
投稿: もうぞう | 2008年3月21日 (金曜日) 19:35
)もうぞうさん
良く言っても短所は、困りますねやっぱり
投稿: 玉井人 | 2008年3月21日 (金曜日) 21:53