「被災者、救援隊」と「背広族、マスコミ」
中国の大震災はまるで写真でよく知る原爆の跡や関東大震災をはるかに超えているかのようです。
こんなときいつでも思いますが、人間が考え作ったものとはもろいものだと言うことです。
日本のときもそうです。「地震に強い」それはすべて「机上の考えでしかない」ですよね。
マスコミ出演の専門家と言われる方が「中国は手抜き工事・・・・」などともっともらしいことを言っていますが、あの中国の震災現場にそんな理屈なんか通用するレベルと違う話だと思います。
日本でも「中国政府はマスコミ制限をしている」とか中国政府批判報道する前に救助活動を必至にやる兵士たち、「ハッピーバースデー」を大声で歌い救助された女性を励ます若い兵隊たちにもっと純粋に賞賛の報道があってもいいのではないでしょうか
今回日本から緊急援助隊が派遣されました。
世界で日本だけが救援入国許可されたことの思惑や政治背景の報道より現場の中国人、日本の救助活動者、そして苦しむ被災者たちが居る現場からの目で報道してもらいたいものです
政治家、評論家、建築家、の「建築基準が・・・・耐震基準は・・・」とか、背広をきちんと着たひとたちの頭の中の想像の話しなんかどうでもいいことです
日本からの緊急援助隊はいろいろな意味で注目され、その背広族の方たちに言いように利用されたりするかもしれませんが、純粋に救助活動のことだけを報道するマスコミが多く居て欲しいと思います
救助を背広族の考えで追い返されたり、また要請されたり、隊員たちのモチベーションの維持は想像できない疲労となっているはずです。
ただただ、一人でも多くの人の救出と無事な活動を祈るしかありません
そしてあの瓦礫のところにも綺麗な花が早く咲くことを祈りたいです
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コメント
世界?いや中国?の軍事予算を投入すれば、すぐに復興しますよ。
でも失われた人命は、もう戻らないですからね~
ご冥福をお祈りいたします。
また生存者は一刻も早い救出を願っております。
投稿: もうぞう | 2008年5月16日 (金曜日) 20:08
)もうぞうさん
軍事予算とは何を守るための予算か考えれば簡単ですね
投稿: 玉井人 | 2008年5月16日 (金曜日) 23:16
こんばんは。

私達、地元製造業に携わっている者は、中国は脅威に感じます。
十数年前から中国の留学生を受け入れていろんな技術を習得して帰国した彼らはその豊富な労働力で瞬く間にいろんな意味で世界の大国になろうとしています。
それは、それでいい事ですが、その間に日本は「あぐら」をかいていたように思います。
あッ!何が言いたいのかと言いますと、また「鉄」の値段が上がるのか心配しています。
投稿: やまちゃん | 2008年5月17日 (土曜日) 00:47
)やまちゃん
かつて日本がアメリカに対し同じようなことをやっていましたよね
日本も今が過渡期、転換期なんでしょうね
投稿: 玉井人 | 2008年5月17日 (土曜日) 18:11
たしかに一番必死で真剣なのは「現場」なんですよね。
現地の方のお話を直接聞く機会はありません…
それを伝える手段はマスメディアだけですからね。
マスメディアが伝える一方通行の情報には、
見る、聞く側の人間のセンスも必要ですよね。
玉井人さんのような感覚の持ち主が必要ですよね。
投稿: hide | 2008年5月18日 (日曜日) 10:58
)hideさん
たぶん、現場のリポーターは同じ気持ちなんでしょうが、編集されてしまうんでしょうね
投稿: 玉井人 | 2008年5月18日 (日曜日) 21:23