ちょっとした自然災害の周期を発見
下記の数字の年のときあなたは何をしていましたか?また何歳だったですか?
- 昭和16年=1941年
- 昭和24年=1949(二つの台風)
- 昭和25年=1950年
- 昭和53年=1978(水位・5.22m)
- 昭和61年=1986(水位・8.48m)
- 平成10年=1998年
この数字の年、我が村に隣接し町の中心を阿武隈川が流れる本宮町(現、本宮市)が過去に大水害に遭った年の記録です
この中で特に阿武隈川の水位が異常だったのが昭和61年の「8.48メートル、床上床下浸水した家1031戸」、それとほぼ同じ記録の昭和16年になっています。
もともと、阿武隈川に流れ込む安達太良川などの支流が交わるところにあるこの町は、ここに記載が無い年でも毎年のように水害は起きていて、そのたびに堤防工事、自衛隊救援が行われてきたところでもあります
以前は私もここで仕事をしていたのでその大水害を身をもって知っていますが、こうして改めて記録を見ると大体10~12年くらいの周期で大洪水、川の氾濫が起きていることが分かりますよね。
そして今年のこの大雨です。
まだ大きな被害は出ていませんがこの記録的にいけば災害が起きる周期に入ってきているように思えます
きょうから防災週間だそうですが、過去の災害をもう一度思い出してみて今を考えるのも防災になるのかもしれません
「災害は忘れたころにやってくる」 昔の人は正確な教訓を表す言葉を残したものです
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コメント
今年は全国的に災害が多い様ですね。寝ていて家の中が泥沼になったり、川になったり道路の水没なんて当たり前のように報じられて居ますが、怖い話しです。お陰様で家の所は高台の平たん地なので水没は有りませんが、国道、県道、市道が全て何処かに難があります。・・・が水捌けは良いので豪雨の最中だけ道路に出ないで我慢の子です。
玉井人さんの地域も何事も無いことをお祈りします。~
投稿: nanami | 2008年8月30日 12:17
“玉井人さん”のおっしゃるように、本宮の歴史は水害の歴史のようなところがありますよね。
災害の恐いところは、過去のデータを基にいくら備えをしたとしても、災害にはこれが一番大きい災害なんだよなんていう上限も基準も有りはしないというところなのではないでしょうか。災害のあと、ニュースなどで被災者のかたが「こんな事は今まで無かった」などという声を聞きますが、地球規模での環境変化がとやかくいわれている今、地球が本来持っている気候変動の周期が崩れ、これからどんな天変地異がやってくるのでしょうか。地球温暖化などがクローズアップされていますが、やはりわたしたちの地球との接し方によるところが大きいのでしょうか。
投稿: koji | 2008年8月30日 14:00
)nanamiさん
ありがとうございます。
きょうは雨で倒れた豆類などを起こしたり、流れた土を寄せたりして全身泥だらけになってしまいました。
この程度ならなんとも無いですが、まだ降るようです
)kojiさん
過去のデーター、人間の想像、そんなものは大自然の力からしたらちっぽけな考えですよね
投稿: 玉井人 | 2008年8月30日 18:21
こんばんわ。
・「文章」を読んで。
なるほど、こんなにも、「大水害」が遭われたなんて、驚きました。
投稿: H.K | 2008年8月31日 21:55
新潟平野を流れる信濃川は、大河津分水の完成によって大幅に水害がなくなりました。
また下流域では、関屋分水も寄与しています。
それでも最近、100年に1回の洪水に備えて?と言って、堤防の補強工事をおこなったようです。
これは4年前の三条の水害がきっかけのようですね。
お金さえ掛ければ、水害は防げますが、自然との調和も必要かとも・・・
それよりお金をどこに使うか?の方が問題ですね。
投稿: もうぞう | 2008年9月 1日 07:51
)H.Kさん
本当はもっと凄いんですよ
)もうぞうさん
61年の災害で改造行われた堤防が平成10年の災害では排水ポンプがうまく作動せず被害が出たんです
計算どおりいかないのが自然かもしれません。
投稿: 玉井人 | 2008年9月 1日 08:19