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2008年8月13日 (水曜日)

盂蘭盆会(うらぼんえ)

 昔々、僧侶あり 亡くした母に思いよせ 死後世界の餓鬼道に居るを知る

その苦しむさまに耐えかねて 許されぬ願いをこめて経を読む 

少しの間で良いから母の苦しみを救ってやりたいと 経を読む

その姿に御仏が 少しの日にちだけ 餓鬼道より戻ることを許す

それを 「盂蘭盆会(うらぼんえ)」というなり それをお盆というなり

なんてことは誰も思わないですかね
遠くの親戚が来て、高速の下り線は渋滞していて、それらが思い出になる楽しき日でありますね。

今夜は迎え火を焚き先祖の霊の道しるべにしました。暑い日でした

※、一口メモ

●餓鬼道
三悪道・六道・十界の一つで、主な住人は怖望(けもう)食吐(じきと)食水(じきすい)など
いつもお腹をすかしているが、口が細くて食べ物が食べられない常に飢餓に苦しむ世界。
ケチな人間が生まれ変わると言われている世界。

ご参考まで

お盆行事は儒教と道教が基になりできた神道行事で仏教の盂蘭盆教の話がそれに後から入ったものと考えた方がいいようです。

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コメント

正式には「盂蘭盆会」ということでよろしいのでしょうか?
またこのお盆の1週間後くらいに「うらぼん」という場合があります。これってなんでしょうか?

投稿: もうぞう | 2008年8月13日 (水曜日) 21:14

そちらでは迎え火、送り火を焚かれるのですね。
うちは浄土真宗なのでそういうことはやらないのが子供心にちょっとさみしかった記憶があります。
盂蘭盆会...梵語の「ウランバナ」の音写でしたっけ、逆さ吊りにされる苦しみ、といった意味だったと記憶しています。

それはそれ、こちらの地方では「お盆さん」と呼びます。擬人化?それとも帰ってくる先祖をそう呼ぶ?
何にせよ私には違和感ありすぎな呼称なのです。

投稿: 秋ぎつね | 2008年8月13日 (水曜日) 22:48

)もうぞうさん

厳密に言えばお盆と盂蘭盆会は違うらしいのですが、元になっていることは間違いないです。
その「うらぼん」は「裏盆」といわれるもので「盂蘭盆」の精霊祭の終わりを意味するものですから、同じともいえますね。
 
 
)秋ぎつねさん

浄土真宗はには元々、餓鬼道などがある「六道」の考えが無いですから、非常に変な行事ですね
ただ浄土からその日だけ祖霊が里帰りできるひだと思えば・・・なんとかなりませんか
それに盂蘭盆会は古い仏教ですが、お盆の行事は神道の行事もあいまったものなので日本独特のものですしね

投稿: 玉井人 | 2008年8月13日 (水曜日) 23:35

よく「餓鬼みたい」っていう事を言います。あんまり欲が深かったり、自分勝手だったり・・・子供の事だって「ガキ」って言いませんか???人間って、見方によって、一人で苦しみを増やしてるっていう状態のことも多いでしょう。本人も苦しむけど、周囲も苦しむ。なんとか、悟りたいものです。

投稿: 山口ももり | 2008年8月14日 (木曜日) 06:03

連想ゲームではありませんが、わたしの中のお盆休みのイメージは「お盆→夏休み→帰省→渋滞→実家→墓参→昼酒→高校野球」とこんなところなのかもしれません。今年はここにオリンピックが加わって・・・。
ただただご先祖様に手を合わせてはおりましたが、『盂蘭盆会』の意味さえ知りませんでした。本当に申し訳なし・・・。

投稿: koji | 2008年8月14日 (木曜日) 07:11

)山口ももりさん

餓鬼道’とは飢餓の世界で毎日毎日飢えて苦しむ世界ですね。
だから、ご馳走を準備して向かえる事が残ったのだと思いますね
 
 
)kojiさん

その通りですね。もうひとつ加えれば「秋の始まり」でしょうか

投稿: 玉井人 | 2008年8月14日 (木曜日) 11:39

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