オリンピック憲章は守られている・・かな?
毎日、各局でオリンピック、オリンピックですねえ。金メダルも出ました。銀も銅も入賞者もたくさん出始めました。
すばらしいスポーツ選手の動きは美しいです。
ところで、近代のオリンピックを運営する人たちは「オリンピック憲章」をしっかり遵守しているでしょうかね~
特に憲章の中にある「オリンピズムの根本原則」の4、5です。
※、4,5の大筋>スポーツを行うことは人権の一つで、いかなる差別も与えてはならない。
スポーツの組織、管理、運営は独立した団体によって監督されなければならない。
人種、宗教、政治、性別その他の理由に基づく国や個人に対する差別はオリンピズムに相容れない。
上記のことがオリンピックでは謳われていますが、この精神に反することをどこかで見かけませんか?
たとえば、
「あの国は侵略行為をしたから出場すべきでない」
「あの国でのオリンピックはボイコットだ!」
「あの選手はテロリストと同じ民族だから出場を認めない」
「自国が国交がないから出場できない」
「国が決めたことはスポーツ協会もそれに従わなければならない」
これらは、<国や個人への差別>、<スポーツは独立した団体が監督>と言うことに反しているように見えますよね
ただ、実際には費用や運営には国家予算(税金)がつぎ込まれるわけですから「政府が何を言おうが我々は我々だ!」とはいきませんしね。
難しい~
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コメント
『本音と建て前・・・』『理想と現実・・・』。そして問題がややこしくなると『力が正義』とばかりに殺し合い。あーあ、だから大人にはなりたくない・・・。(なんていう子どもの嘆きが聞こえてくるようです)
投稿: koji | 2008年8月13日 01:15
いつの間にか、国威発揚とか、コマーシャリズムのためとかになってしまっていますね。一糸乱れぬマスゲーム・・・これこそがおっそろしい!!!
投稿: 山口ももり | 2008年8月13日 10:58
)kojiさん
その通りです。
別な言い方をすればそんな子供が大人になっていき作られているのも現在ですね
)山口ももりさん
ロサンゼルスオリンピックから完全なお国のピーアールが90パーセントを占めたような気がします
投稿: 玉井人 | 2008年8月13日 15:25