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2008年9月 1日

モンゴルの方達の相撲観を誤解していた

今回行われた大相撲のモンゴル巡業、国民的英雄の朝青龍あさしょうりゅう)の「郷土へ錦」的な様相のイベントでモンゴル国民は皆横綱朝青龍や同じモンゴルの国出身を目当てに観戦に集まったと思っていました
そしたら、一番人気は「大関・魁皇かいおう)」だと言うじゃありませんか、大関はあまりの人気に困惑照れていましたが、そのものすごい人気の理由に私は驚きました。

<人気の理由>
勝っても負けても、喜びを表したりがっかりした表情を顔にも態度にも出さないしぐさ(品格ある)土俵態度がすばらしい

と、いうのです。

勝てば軽いガッツポーズ、相手への威嚇、負けが決まった相手への駄目押し、などの品格が疑われることをするのが当たり前の横綱朝青龍がモンゴル人の「相撲」の考えだったと思っていた私にとってこの言葉は、完全にモンゴル人の考え方、相撲の見方をまったく誤解していたことを知らされました。

「プロスポーツ格闘技なんだから強ければ何をやっても良い」と言う考えの朝青龍のような人ばかりじゃなかったことが分かり安心しました。

やはり、、「品格ある関取」のほうが人気がある、やはり大相撲の起源のモンゴルは考え方も同じなんだなと知りうれしかったです。

これで少しは考え方を変えてもらうと良いですが、「おれはおれ」なんだろうなあ、あのお相撲さんは、

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コメント

こんにちは。
モンゴル巡業はいろいろな意味があった巡業になったようですね。
やはり相撲は形式、伝統、品格も大事にしてもらいたいものです。
国際柔道が柔道でなくなった今、国技である相撲には二の轍を踏んで欲しくないと願ってやみません。

投稿: 秋ぎつね | 2008年9月 1日 15:15

魁皇関が一番ビックリしていたようですね。
ともあれうれしいニュースでした。

投稿: もうぞう | 2008年9月 1日 15:50

ワイドショーで取り上げられた時、『魁皇関がモンゴルでは理想の美男子なので大人気だ』と言っていました。
そればかりでなく、品格も重んじられていたのですね(^^;

投稿: クオレ | 2008年9月 1日 16:33

)秋ぎつねさん

そのとおりですね。その意味でも今回の対応はうれしいです
 
 
)もうぞうさん

本当に、照れていましたね。日本では考えられなかったからですね
 
 
)クオレさん

それもかなりの理由ですね。
私の書いた記事はモンゴルでは大御所で有名な男性俳優さんが言っていたことなんですよ

投稿: 玉井人 | 2008年9月 1日 19:28

魁皇がそこまで人気があるとは思いませんでした。朝青龍というのは特別なモンゴル人なんでしょう。

投稿: 阿武蜂虎蔵 | 2008年9月 1日 20:33

)阿武蜂虎蔵さん

格闘一家に生まれ育った朝青龍は、「強い=すばらしい人間」と思ってきたんでしょうね

投稿: 玉井人 | 2008年9月 1日 21:28

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