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2008年10月 8日 (水曜日)

北朝鮮と対立する中国、そして「太王四神記」、「テンシー」

北朝鮮はまたミサイルの発射実験を行ったようですね。固定してのロケットエンジン噴射実験だったようなので緊迫したものではないようですがまだまだ軍事予算にお金を回しているようです。これではテロも警戒しなくてはいけません。不安です。その不安をあおるのが狙いでしょうから、困りものですね。

テポドン(今回は改良型)はどこを狙うのでしょうか?この実験場は中国にも近いのですが「まさか友好国で、世界で唯一支援国家とは争わないでしょう」と、お思いの方たちへある現実をお知らせしたいと思います。

実は中国と北朝鮮では今最大の観光地でもある、中国名=長白山(チャンパイシャン)、北朝鮮・韓国名=白頭山(ベクトゥサン)という標高2744m.の高山の所有権と国境問題で軍隊も出て緊迫状態なのですCocolog_oekaki_2008_10_08_10_49_2

この山の山頂には天池中国語=ティンチ、朝鮮語=チョンジ)というカルデラ湖があり今までは中国と北朝鮮で湖の中央で国境を定めていたのですが、中国側は強引に「歴史的に長白山すべてが我が中国のものである」として中国軍隊や観光施設をどんどん増やし北朝鮮や韓国人観光客を締め出し始めているそうなのです。

そのため北朝鮮国境警備隊も警戒態勢になっているわけです

なぜ急に中国がそんな動きを見せているかというと、それは「冬季オリンピック」の誘致に向けこの場所をオリンピック会場に決めているからだそうです。

それでは歴史的にどこのものなのか?それは先々週最終回になったNHK韓国ドラマでペ・ヨンジュ主演の「太王四神記(←知らない人はクリック)」を見ていた方には説明しやすいのですが、むかしここらいったいを支配した巨大な国家「高句麗」が関係しています。
http://www.searchnavi.com/~hp/koguryo/map/index.htm

<中国側の理由>
ドラマで出てくる首都の「国内(クンネ)城」は現在中国吉林省集安市になりそこの場所は「高句麗遺跡跡」として「世界遺産」に登録されています。
その高句麗の中の民族「満州人」の発祥の地で聖なる山が長白山なのです。「高句麗は中国でありその中の部族の物であるから中国の国である」となるようです。
※、さらに同じ理由で、もと高句麗だった北朝鮮全土と韓国北部までも“中国領土である”ということも主張しているようです

<北朝鮮(韓国も強く主張)の理由>
この高句麗という国は後世首都を現在の北朝鮮の地に移し都ができたのです。
それが現在の北朝鮮の首都でもある「平壌(ピョンヤン」なのです。ですから平壌には中国と同じ様に「高句麗遺跡」が存在し、これまた同じく「世界遺産」に登録されているのです。
高句麗の首都は最後には現在の韓国の首都ソウルになります。
つまり朝鮮半島の人々にとって高句麗=朝鮮人の意識が強く、そのため白頭山(長白山)は朝鮮人民のにとって聖なる山になり、当然この山は朝鮮民族のものとなるようです。

「この山は中国のものである」とアメリカの一部の教科書に記載されようでそれに猛反発の韓国も加わりかなりもめているそうです

仲の良い?北と中国ですが韓国が加わったことで国際問題になりそうです。韓国は国境でもめるのが好きな国民なんでしょうか?言いすぎですかね。

おまけ

このカルデラ湖はそんなに大きくなく我が福島県の桧原湖より小さいのですが深さはなんと10倍以上の300m.もの深さがあるそうです。そのためかここでは「テンシーチャイナドラゴン)」という胴体がワニ、顔は犬、頭には角という謎の生物が数多くの人々によって目撃されているそうです。

もしかするとそれは中国か北朝鮮の新型兵器かも?

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コメント

謎の生物と聞くと、ついつい食指が動きます(笑)
へぇ、チャイナドラゴンですか、面白いですね。またそれを新型兵器と結びつける玉井人さんの発想がお見事です( ̄ー+ ̄)ニヤリ
「太王四神記」は興味があったにもかかわらず、気付いた時には何話目かだったので見ずに終わりました。今度機会があったら見てみたいと思います。

投稿: クオレ | 2008年10月 9日 (木曜日) 09:14

)クオレさん

チャイナドラゴンは中国全土で目撃される共通の「謎の生物」らしいんです
「太王四神記」は面白かったですよ

投稿: 玉井人 | 2008年10月 9日 (木曜日) 17:31

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