我が家の家電製品の‘電気料金計算の仕方’
いよいよ寒くなり「暖房費用が今年はどのくらいかかるのだろう?」とか「石油類暖房と電気暖房とではどちらがとくななのか?」これらが気になってしまう昨今の情勢です。
灯油は現金だと「1ℓ⇒100円」と言うところもあるが、我が家のように200ℓとか買うと配達してもらうことになるため「1ℓ⇒110~120円(現在114円)」になってしまうわけで、一回の給油で20,000円を軽く越してしまうわけです。
そうなると「電気だけにしたほうが安いのでは?」と考えたくなるわけです。
そこで実際に使用したときの料金を下記単価を基準に計算しました
- <灯 油>現在価格の114円を使用
- <電気代>公的目安単価、22円/kwh(消費税込)を使用
ちょっとその前に「2.」の電気代目安単価について説明しておきます。
この数字は「全国家庭電気製品公正取引協会」というところが公表している「電力料金目安単価」というもので、家電製品のメーカーがカタログに掲載された製品消費電気代の基準になっています。
読み方は「22円/キロワットアワー」でこの数字は1000W(1kw)の製品を1時間使用したときに発生する電気料金を表しています。つまり数式にするとこうなります↓
1000 W × 1 時間使用 = 22 円の電気料
つまり1Wあたりにすると電気代は0.022円かかるということも意味します。
これらをつかっていよいよ暖房機器の1時間使用したときにかかる料金の計算です
「電気コタツ・1時間の電気代」
- 600W × 0.022円 ≠ 14円
- 500W × 0.022円 ≠ 11円
- 400W × 0.022円 ≠ 9円
「ハロゲンヒーター・1時間の電気代」(参考のため)
- 800W × 0.022円 ≠ 18円
- 1200W × 0.022円 ≠ 27円
上記は電気代のみで済む
a.「石油ファンヒーター(10帖前後用)灯油代」
- 最大火力時
0.3ℓ(1時間の消費量) × 114円 ≠ 35円 - 最小火力時
0.07ℓ(1時間の消費量) × 114円 ≠ 8円
b.「石油ファンヒーター(10帖前後用)電気代
- 最大火力
120W × 0.022円 ≠ 2.6円 - 最小火力
60W × 0.022円 ≠ 1.3円
aとb、ファンヒーターの灯油・電気代の合計
- 最大火力時⇒約38円
- 最小火力時⇒約10円
メーカがカタログに記載する数字は通常運転時である「最小火力」の数値を使用しているようです(点火時火力は390Wだが一瞬なので除外した)。
この数字は一例ですが、コタツと言うのは非常に優等生だと言うことが分かりますし、その優等生に石油ファンヒータが近い数字を出すのにはもっと驚きです。
「石油と電気を使う=料金が高いのでは?」というイメージを持つ石油ファンヒーターですが、実は非常に料金が安く済み、さらに暖かい暖房機だと言うことです。
さらに灯油代がもっと安ければコタツを凌ぐ優等生になるようです。
この計算をしてみてなおさら灯油料金が安くなって欲しいという思いを強くしました
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コメント
結構詳しく計算しましたね~
エアコンも計算してみると面白いですよ。
投稿: もうぞう | 2008年10月18日 19:47
なるほど、参考になります。
我が家では冬になるとベランダを農ビで覆ってサンルームにします。晴れていれば布団を毎日干すことで夜間の暖房費が節約出来ます。更に洗濯物の乾燥が早いので光熱費が浮きます。
いろいろ工夫して経費を減らしたいものです。
教えて頂いたように石油と電気を上手く使って行きたいと思います。
投稿: 秋ぎつね | 2008年10月18日 20:29
)もうぞうさん
我が家にはエアコンが無いので参考になる数字が手に入らないのです
)秋ぎつねさん
がんばって節約してますねえ。もっと私も考えます
投稿: 玉井人 | 2008年10月18日 20:59
こんばんわ。
自分の家には、「石油ストーブ」が無いため、「電気ストーブ」や「冷暖房付きエアコン」で、今年の冬を越したいと思います。
投稿: H.K | 2008年10月18日 22:06
凄く詳しく計算しましたねーー。
参考にさせていただきます。
コタツが優等生というのは、ほぉーーですね~~。
石油ファンヒーターがそんなにコストが安いのも
以外でした。
投稿: 浜辺の月 | 2008年10月18日 22:11
)H.Kさん
近代電化製品がそろっていますねえ
)浜辺の月さん
私も意外でした。部屋の形態などにあわせ利用法を考えれば節約できそうです
投稿: 玉井人 | 2008年10月18日 22:32