妖怪、鳴屋(ヤナリ)の鳴き声を聞いたことは?
日本には沢山の妖怪伝説が有りますが、「座敷わらし」「貧乏神」「福の神」のように家によって居ないのや居て欲しくないのも有りますよね
それには一切かかわらず家に必ず住み着く妖怪が居ます。
それが「鳴屋(ヤナリ)」という妖怪です。
身長⇒7~8寸くらい(30㎝未満)、モジャモジャ頭に角、裸足、服装は腰布一枚、
つまり小さな小さな「鬼(おに)」です。
性格は臆病なのに悪戯好きで好奇心が旺盛でお菓子などが大好きでいつも変わった鳴き声で人などの後を追いかけて歩くのが大好きな小鬼です。
その鳴き声や悪戯に驚いたり、痛い目にあったことが皆さんも必ずあると思います。
たとえば、なんでもないところでつまずいて転んだとか・・
ここに置いたはず?と思っていたものが違うところに置いてあったりとか・・
幼児やペットが突然何かを追いかけるように走り出すとか・・
それらは妖怪鳴屋が悪戯したり、その姿が見える幼児が走り回っている鳴屋を追いかけているのかもしれません
廊下などを歩くとギギー、ドアを開けたときにはギギギギー、ギュコ~と聞こえるのが鳴屋の鳴き声だそうです。
非常に可愛い小鬼妖怪で、近所の小鬼ともよく連絡を取ったり仲がよく古い家ほど沢山住んでいますよ
なんてね{}
家のきしみの音の「家鳴り」まで「妖怪」の鳴き声だとしたんですね、昔の人は面白いですよね。
今、ギギ~キシキシと椅子から妖怪鳴屋の鳴き声が聞こえましたよ
| 固定リンク | 0
コメント
我が家にもヤナリチャンが数匹?住んで居りまして
いつも置いたものが何処かに行ってしまったり、無く
なったりします ミシミシ、ギーギーは当たりまえ。
夜中に読ませてもらいましたが絵本を読んでる気分
でした。楽しい文章で ホンワカです
投稿: かあさん | 2008年11月 4日 08:29
日本の妖怪は何かしらユーモラスなものが多いですね。
先日は深夜にカッパを主人公にしたアニメを放映しておりました。
妖怪よりも人間の方がよっぽど怖いですよね。
投稿: がんさん@大和の国 | 2008年11月 4日 08:49
心優しい住人が集う我が家では、ヤナリ君の居心地が悪くならないよう、決して蝋を塗ったり油を差したりはしません。いいえ、わたくしどもがズボラな訳では、決してありませんです。ハイ。
投稿: 朝霧 圭太 | 2008年11月 4日 11:06
)かあさん
ありがとうございます。
沢山いそうですね。
)がんさん
その通りですね。そのために本来はやさしい妖怪を恐ろしいイメージにして悪さを諌めるようになったのも日本昔話の世界ですね
)朝霧圭太さん
ハハハ!
悪戯もしますが、病になるとそばについて心配そうに寄り添ってくれる妖怪だそうですから大切に?!
投稿: 玉井人 | 2008年11月 4日 18:04
これは信じます。我が家のヤナリってヨツは、物を隠します。何時だってここにおいてたのに、要るときには無い!!確かにこの本はそこに入れてたのに、イザ読もうと思ったとたんに無い!!!何時だって、やられっぱなし。片付けると決まってどこかへいく。ヤナリって、ホント、なんとかしてほしい!!
投稿: 山口ももり | 2008年11月 5日 18:28
)山口ももりさん
かなり沢山おいでになるようですね
鳴屋は暇だと人間の腕を滑り台にして遊んだりしていますから、腕が重いときキャッキャと肩あたりで遊んでるのかもしれませんよ
投稿: 玉井人 | 2008年11月 5日 19:25