メリークリスマスから注連飾りへ
「メリークリスマス」というのはイブの日のことばでしょうかね、キリスト教の信者ならきょうは教会でミサですよね。
教会で今年結婚式を挙げた若者たち、そのなかでクリスマスに教会に行く人が何人いることでしょうか。・・限りなく‘0’に近いでしょうね。
ほとんどの日本人はきょうからお正月モードに切り替わる日ではないでしょうか。
クリスマスに最近では玄関に永遠の意味がある環にしたクリスマス飾りをする家庭もすこしづつ増えているようですが、あれってお正月を迎えるための「しめ飾り」に良く似ていると思いませんか?
それの形が最近どんどん似通ってきている気がするのは私だけでしょうかね
注連飾り(しめかざり)とは・・・
歳神を迎えるに当り、お掃除して清められた部屋、台所、風呂、トイレ、水道、床の間、等などに飾り、その綺麗な場所を神様に指し示しさらに7日~15日間その状態をキープしてくれるおまじないと神様のへの案内目印です。ゆえに7日または15日あたりに燃やしてしまうものです。
形は献台のように角のような形や七五三注連、今は環にしているのが多いですね
注連縄(しめなわ)とは・・・
歳神を迎えるに当り、その神様が1年間おいでになる神棚の前に飾る紙飾りのついた縄です。いわば神聖な場所の結界、縄張りですね
一般には「牛蒡(ごぼう)」といわれる藁製のものです
ですから飾る期間は1年間、ここが‘注連飾り’との大きな違いです
私の幼いころは今頃になると秋に取り込んでおいた稲藁を土間で祖父や父が叩く砧(きぬた)の音がドン、ドン、ドンと床を響かしていました。
それをセンバコギで藁を綺麗に削ぎ注連縄を作っていくのでした。見ているのが楽しくて出来上がるまでジ~と見ているのが私の常でした
その祖父も父もいない今、そして藁も無い現在は出来上がったのを買ってきますができるだけ父、祖父が作っていたものと似たのを探してしいます。
一休上人(いっきゅうしょうにん)のお言葉の・・・
「門松は 冥土の旅の 一里塚 めでたくもあり めでたくもなし」
この言葉を称えながら、上人は髑髏を持ってお正月の街中を歩いたと言われます。
正月が近づくと必ず頭に浮かんでくる言葉です。意味はそれぞれに考えましょう。
| 固定リンク | 0
コメント
ちょっとバタバタしていましてパソコンから離れている間に記事は随分進んでいました。私自身はまだお地蔵様の本を手にしていないのですよ。出版社はくれるって云ってるんですけど。そこで、このページの画像をコピーさせて戴きたいんですけど。自分のブログにのせたいのです。宜しくお願いします。
投稿: 山口ももり | 2008年12月25日 11:10
)山口ももりさん
ご自身の作品ですので、遠慮なく掲載してください
投稿: 玉井人 | 2008年12月25日 11:53
クリスマスリースは、どこに飾っても違和感がないのか、どんどん進出しましたね。
たしかに注連飾りもそういう傾向が強いように思います。
投稿: もうぞう | 2008年12月25日 20:03
)もうぞうさん
最近特に似た感じになっているのが多い気がします
投稿: 玉井人 | 2008年12月25日 22:27
今、編集で大きくしようと思いましたが・・・私では、ムリ・・・有難うございました。
投稿: 山口ももり | 2008年12月26日 08:15
)山口ももりさん
そのうちできるでしょう。
カスタムのところをくっリックして拡大表示変更してデフォルテにチェックして確定ですね
投稿: 玉井人 | 2008年12月26日 08:27