人のアルコール分解速度(所要時間)の計算法
いっこうに無くならない「飲酒運転」に改正された道路交通法規ですが、それでも改善されないため今年の6月1日からさらに罰則が強化された「道路交通法改定」が始まるようです。
主な内容(呼気1ℓ中のアルコール濃度計測)
- 0.15以上~0.25mg.未満の酒気帯び運転
- 違反点数・6点⇒13点、免停期間90日に延長改定
- 0.25mg以上の酒気帯び運転
違反点数・13点⇒25点で即免許取消しに改定 - 酒酔い運転(泥酔、酩酊運転)
違反点数・25点⇒35点で免許取消しに改定
それに伴い罰則金や懲役期間も改定になるかもしれませんね。つまり改定後酒気帯び運転で死亡ひき逃げまでやってしまった場合の違反点数計算はこうなります。
25点(酒気帯び違反点)+20点(重責事故点数)+23点(ひき逃げ・付加違反点)
=68点(違反点数)※、酒酔い運転なら78点が科せられる
さらに、酒気帯び運転は「3年以下の懲役または50万円以下の罰金」、‘酒酔い運転’は「5年以下の懲役または100ま円以下の罰金」の行政処分が科せられますし、同乗者も同じ内容で処分されます。
そうなると、お酒を飲んだ場合どのくらいで正常の体に戻るのか、安全運転のため知りたくなるものです。そしたら、それを計算することができることがわかりました。
アルコールの分解速度は体重に比例するそうでそれを基にして計算されます。
- 人が1時間で分解できるアルコール量は体重(kg.)の10%の数字に単位ml.(cc)を付けた値になる。
例、体重70kg.なら、70×10%または70×0.1=7ml/1時間 - 酒類によってのアルコール純含有数量は<飲酒量(ml.)×アルコール度数(%)>で出た数値
例、ビール大瓶(633ml.)度数6%なら 633×6%=37.98ml.
上記の例を基にした計算なら・・・
(633ml.×6%)÷(70kg.×10%)=37.98÷7≠5時間24分
※、または⇒(633ml.×0.06)÷(70kg.×0.1)でも同じ値が出る
つまり、体重70kg.の人が晩酌にビール大瓶1本飲んだ場合、飲み終わってから5時間と30分以上は体内にアルコールがあるということになります。
これはあくまでも理論上ですから個人差によってはさらにかかる場合も有ると思います。
http://erokazu.blog7.fc2.com/blog-entry-14.html
これが、宴会ではこんな量では済まないです。最低でも大瓶なら2本くらいになってしまいますから上記の倍の時間、つまり約11時間は酒気帯び状態となり体の運動機能を低下させることになりますよね。
飲んだら運転しないこと、守るのが当たり前ですね
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コメント
興味深い数値です。
よく飲んで一眠りしたら酔いが醒めているだろう、と安直に考える人もいるようですが、我が家では、早朝車を運転する場合には晩酌は無し、と決めています。誰よりも自分たちの安全のためですから。
投稿: 秋ぎつね | 2009年1月30日 (金曜日) 19:48
と言うことは、太っている人ほどはやいと言うことですね。
同じ量を飲んでも、痩せは時間が掛かるのか。
投稿: もうぞう | 2009年1月30日 (金曜日) 20:02
)秋ぎつねさん
それは徹底していますね。ほんとうはそれが当たり前なんでしょうね
)もうぞうさん
そうなりますね。あくまでも理論上数値ですがね
投稿: 玉井人 | 2009年1月30日 (金曜日) 21:14
ビール大瓶2本で11時間ですか。
厳しい条件ですね。
飲み会が長くなれば、2本ではすみそうにありません(汗)
これからは、よほど注意しなくてはいけませんね。
投稿: ぜん | 2009年1月30日 (金曜日) 22:57
)ぜんさん
そのようですね。注意しなければなりませんよね
投稿: 玉井人 | 2009年1月31日 (土曜日) 08:30