人口衛星も交通ラッシュ?
テレビのニュースで・・・“ロシアの通信衛星「Cosmos2251」と米国のイリジウム衛星が2月10日16時55分(世界標準時)に衝突”というのが報道されました。
衝突で両方の人工衛星は粉々になって飛び散ったそうです。日本への影響はイリジウム衛星(全部で66基存在)が1基無くなったことで‘衛星携帯電話’の一部通信ができなくなるようですが、まったく影響無のようです。
ところで、人工衛星って時速28,800km.で動いているんだそうです。その速度はピストルの弾の20倍、日本列島(3500km.)を7~8分で移動できる速さだそうです。
「なぜ?そんなすごい速さなのか」は下記URLをクリックしてみてください。
http://www.tohoku-epco.co.jp/new_naze/nazenavi/dotten4/07/page2.html
それよりもっと驚くのは、その人工衛星の数の多さにです。
全世界各国で打ち上げて作動している人工衛星の数、なんと約6000基だそうです。
さらに、今回のように衝突して壊れた部品など「宇宙ゴミ」と呼ばれるものが、大きいものだけで“約13000個”、こぶしくらいの大きさ(10cm未満)の物を含めると“総数約15万個以上”だそうです。
この15万個の金属片などと人工衛星6000基が、時速28800km.の高速で地球の重力圏内を飛び交っているのですから、これからも衝突事故は有るんだと思います
もし、大気圏内で焼滅しないで金属片や火の玉となって落下してきたら・・・現在大災害になっているオーストラリア大火災のようなことが起こりえるわけです。
NASAなど各国は「宇宙ゴミ」の対策を行っているようですが、経済的な問題や国際間問題でそんなに進んでいないそうで、危険物が頭上を飛んでいます
それこそ、「運を天に任せる」しかない問題ですね
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コメント
“玉井人さん”のおっしゃるとおりです。人間は地球でやらかした失敗を、宇宙でも繰り広げています。宇宙開発競争などという、いたずらに功をを焦るばかりで、結果を考えなかった、これはりっぱな“宇宙ゴミ公害”です。「宇宙は人間だけのものじゃナイゾーッ!」
投稿: koji | 2009年2月13日 (金曜日) 19:35
)kojiさん
地球の引力圏だけですから、地球人だけの責任で処理するしかないですね
投稿: 玉井人 | 2009年2月13日 (金曜日) 19:53
人工衛星はなぜ落ちてこないか?は、以前にもみたことがありますが、いまいちよくわかりません。
衛星は軌道に乗ってしまえば、無重力だから大した推進力が無くてもそのスピードが出るのでしょうか?
投稿: もうぞう | 2009年2月13日 (金曜日) 19:58
)もうぞうさん
飛行機自体、なぜ浮くかよく分かっていないわたしにも無理ですね
投稿: 玉井人 | 2009年2月13日 (金曜日) 20:56