生卵、どこに置いていますか?
「買ってきた卵、どこに置いていますか?」と聞かれたら答えは簡単ですよね、たぶんすべてのご家庭で「冷蔵庫の中です」と答えるはずです。
それが、鮮度を保つのには常識、当たり前だとおもいます。
でも、考えてみてください。気が付きませんか?
スーパーなどではコンテナや棚に陳列し“常温陳列販売”が当たり前になっていますよね。
これって変だと思いませんか?
私も初めて知ったのですが、この常温販売をしているのは日本だけなんだそうです。
欧米やアジアでも卵は「冷蔵陳列販売」が常識なんだそうです
アメリカでは‘アメリカ食品医薬品局’が「生卵の冷蔵販売」を販売店に義務付けて安全管理をしているそうです
アメリカなどではこんなデーターからそうしています
<生卵、サルモネラ菌増殖開始レベルの目安>
- 気温15℃(春秋ごろ)→産み落とされてから5週間過ぎ
- 気温25℃(夏日) →産み落とされてから2週間過ぎ
- 気温35℃(真夏日)→産み落とされてから1日
上記のデーターは気温が一定に保たれている場合です。
ですから実際には産み落とされた時に生産者や運送業者が暑い気温の中、積み込むためなどに外に置かれたりしている場合の時間は加味されていないので、さらに短いということになります。
考えたら恐ろしいものですよね。
これから生卵を買うときは「消費期限」じゃなく「産れた日」を確認したいと思いました。
ただ、その表示が無いところもあるので「それはどうしよう」ですね。
生卵を食べる習慣が有る日本としては、私を含めてですがなんとも無頓着だった気が改めてしましたね。
しかし、これは大きな勘違いと思いこみになります。
実は、卵というのはそれ自体に抗菌作用が有りまして常温で3週間は大丈夫なのです
これは、産卵され雛が誕生するまでの期間を表し、「この間は静かにたまごは呼吸をしている」と思えば冷たい冷蔵庫に入れようとは思いませんよね
ただ、国としてはなるべく冷蔵庫で保存を呼び掛けてはいるようです。これは10℃の気温なら50日保存可能だと言うデーターに基づいているようです
いずれにしても、常温保存、冷蔵保存と保存温度が変化することこそ傷むのを早めるそうなので、常温販売されていたら異常に暑くならない限り常温保存の方がたまごには良いようです
常温販売は古の日本人の智慧のようですね
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コメント
「買ってきたばかりのタマゴだから、新鮮だよ」って、よく言いますが、なんか変??だと思ったんです。
やはり常温(高温)は、危険なんですね。
投稿: もうぞう | 2009年4月20日 (月曜日) 06:29
)もうぞうさん
これはそれを調べて歩く専門家のお話だったんですが、言われてみて初めて気が付くことですよね
投稿: 玉井人 | 2009年4月20日 (月曜日) 08:49
う・うーん・・・本当ですね。考えてみなくっちゃ。卵大好き。特に生卵かけご飯が大好きです。あんまり考えた事ないけど・・・でも、心配するほど長くない・・・すぐに食べてしまいます。とりあえず冷蔵庫にはすぐ入れます。
投稿: 山口ももり | 2009年4月20日 (月曜日) 18:56
)山口ももりさん
わたしも今までは気にしていませんでした。
監査Gメンはすごいですね
投稿: 玉井人 | 2009年4月20日 (月曜日) 19:53
前に生まれてから2週間だったか冷蔵保存していたものを市場に出荷してたことがわかって問題に?話題に?なったことがあったじゃないですか。
私はあれからあまり信用しないことにしています。
買ってきたその日に割った玉子の白身が盛り上がっていないことも多々ありますしね~
子供のころは家で鶏を飼っていたので生卵かけご飯をよく食べましたが最近は食べることなくなりましたね~
生ものなんだからもっと規制を厳しくしてもいいのにね。そうできない何かあるのかしら?
投稿: 纏 | 2009年4月20日 (月曜日) 22:57
)纏さん
何か事情が有るんでしょうね。そうとしか考えられないですよね
投稿: 玉井人 | 2009年4月20日 (月曜日) 23:11