テレビ局はトヨタの下僕なのか・・・

今ニュースの中心は‘新型インフルエンザの感染拡大とその対策のニュースが中心で・・・’と、書きたいところだったのですが、テレビ局の報道番組のすべてでトヨタがモデルチェンジし出したハイブリット車「新型プリウス」を並行して繰り返し伝えていますよね。

まるで、政府のエコ対策での“新車購入時の補助金制度施行を知っていた”かのように開発して出してきた新型エコ車、
それに合わせたかのようにどう見てもニュースじゃなく“新型車のコマーシャル”をやっているようにしか見えない報道番組の取り上げ方、
それはＮＨＫのニュースも例外でなく大きく取り上げているもので・・・私には‘ちょっと異常’に見えます

やはり全国放送テレビ局（とくに報道ニュース番組）すべての最大のスポンサーで財界のドン＝トヨタの奥田氏が資金と権力に任せあからさまに圧力をかけた（？）、赤字のトヨタを救うためトヨタ（奥田氏）とテレビ局と政府自民党ががっちりスクラムを組んだ（？）ように見えてしょうがないです。

＜参考＞

ハイブリット車には大きく「トヨタの方式」と「ホンダの方式」に大別される（正式な方式名称は別）。

　「トヨタの方式」

• ガソリンエンジンと電動モーターが電子制御によって状況にあわせて切り替わり適正な状態を作る
• 長所
  ①、燃費が非常に良い、とくに市街地の走行時の低燃費効果すばらしい
• 短所
  ①、高速道走行ではガソリンエンジンが主になるので市街地より燃費が落ちる
  ②、ホンダ車のより車体価格が高い

　「ホンダの方式」

• ガソリンと電動モーターは常に同時に駆動している、単純にいえば電動アシスト自転車のようにモーターがエンジンの負担を軽減して燃費を良くしている
• 長所
  ①、ガソリン車のような力強いスポーツ走行が可能、
  ②高速道路や長距離ドライブではさらに燃費が良くなる。
  ③トヨタ車より、車体価格が安い
• 短所
  ①常にガソリンエンジンが駆動するので市街地ではメーカーの数字より燃費が落ちる

燃費の数字には極端な数の差は無く、現在さらに改善はされてきているようですが主だった特徴は変わらないようです。

気のせいだといいですが・・・、「欠陥車は報道せず。新型車は率先してニュースにする」というマスメディアのトヨタ（奥田氏）に対しての下僕化はここまで来ているのかと、感じています。