今日は、完全なローカル政局の話題

正式告示は８/18(火）ですが、いよいよ衆議院選挙は走りだしましたね。
ここで全くローカルな私の選挙区「福島２区」の候補者を記事にしたいと思います

今、出馬が決まっているのは自民党候補１名、民主党候補１名、そして幸福実現党から１名、計３名で１議席を争っていますが、最後の“幸福実現党”なるよく分からない党は別にして、自民党前職と民主党前職の一騎打ちになっています。

この今回の両候補のプロフィールをみると全く対照的で、これほど違いのある二人が戦うのも珍しいし、面白いので記事にしてみました。
他県や県内でも別区の人には面白くもなんともないことでしょうが、書かせてやってください

• 自民党公認福島２区候補＝根本 匠（ねもとたくみ）氏（５８歳男性）　
• 民主党公認福島２区候補＝太田かずみ（太田和美＝おおたかずみ）氏（２９歳女性）

まず、性別が違いますよね。そして年齢の違いもすごく現時点で倍の年齢差です。

＜学歴と職歴＞

根本氏＝東京大学を卒業し建設省に入省、つまり東大出のエリートのお役人から衆議院議員になった人です

太田氏＝千葉県立高校を卒業しその４年後には２２～３歳の若さで自分の会社（不動産関係）を設立し代表取締役となった、若い実業家です。
その後すぐに千葉県議会議員に立候補し千葉県史上最年少の２５歳で当選し、その後千葉県の自民党衆議院議員が不祥事で辞めたさい民主党公認で千葉衆議院補欠選挙に出て初当選した。
※、その時民主党の渡辺恒三氏（会津）がとても不利な状態で当選したのを喜び「民主党のジャンヌダルクだ由美かおる（？）だ！」と、もてはやしたことが報道されました。

＜出身地＞

根本氏＝福島県郡山市の出身で前職の粟山明氏の地盤を譲り受けて当選している地元の人です

太田氏＝千葉県出身で今回は民主党本部の命を受け鞍替えで郡山市出身の参議院議員増子氏の地盤を受け継ぎ福島県から立候補することになった、いわば落下傘候補です。
しかし、母親は福島県いわき市の出身、父方の祖父母は福島県会津出身のいわば会津魂を受け継ぐ女性でもあります

＜衆議院に当選後＞

根本氏＝古賀派に所属し安倍前総理と親交が深く自民党内要職や、政府の副大臣や補佐官を歴任している５回当選の中堅議員です。
しかし、今回の選挙で失態を出した古賀氏の派閥でもあり、安倍内閣のときは内閣補佐官だったが総理に対しての態度が悪いとして自民党幹事長から名指しで叱責を受ける、その後安倍内閣は崩壊したのはご存じのとおりです。
前回の選挙においてやみ献金２００万円がとり正されているが無関係を通しています。

太田氏＝当選１期目でありまだ要職には無いがテレビ出演や、選挙のときキャバクラに勤めたことが話題になったが平然と認めたりと話題の議員の一人です

＜余談＞

根本氏はワインや日本酒をたしなむ程度なのに対し、太田氏は沖縄で焼酎のラッパ飲みをしたという逸話もある酒豪としても知られ、その点でも対照的ですね

総評として、良い学校を卒業した高級官僚出身にたいし、実行力を発揮する若い女性実業家の戦いでもあります。

下馬評では根本氏が有利となっていますが、大票田の郡山市で互角の票数になれば昭和４０年代女性代議士の先駆者の一人だった同選挙区の故粟山秀（もみやまひで・北海道出身）元衆議院議員以来約３０年ぶりの女性候補者ということで、根本氏が弱いとされる女性票と浮動票を取り込み逆転が考えられています。

今回解散が長引いたことは、初の地で選挙を戦う太田氏には知名度を上げるために良い期間だったかもしれません。

どっちに決るのでしょうかね？

それしても、福島県内全選挙区に候補者を擁立した「幸福実現党」とは、何なんでしょうか？どうも・・・○○な気がします。

※、幸福実現党は「宗教法人‘幸福の科学’」が母体と判明・・・しました