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2009年10月31日

市販薬の使用注意書き

最近の市販薬には以前は病院でしか処方しない成分が少し量を減らした(上限は法で決められている)形で入ったものが多く見られるようになりました。
それらはよく効くので売れ行きも良いのですが、注意書きをよく読まないと危険な場合も有ります。

その一番が外用薬というもの、簡単にいえば塗り薬です。
夏の間「毒虫刺され」や「痒み止め」に使う軟膏やクリームで「強力」的なキャッチフレーズで販売されているこれらの塗り薬には「ステロイド薬」という製剤が調合されていて、注意書きには「長期使用は避けるか医師に相談すること」と必ず書いてあります。

これは「ステロイド薬」はとてもよく効く代わりに副作用として「副腎皮質機能不全」や「糖尿病」「すい臓炎」を引き起こす可能性があるからです。

さて、ここでよく解らないのが「長期使用」の「長期」とはどのくらいの事を指すのでしょうか?

あちこちそれを見たり医師にも聞いたことも有りますが、結論は日、月、の数字が無いというのが実際のところです。

これは薬によって短いのは2週間というのも有るし、60日といのもあるし、さらに患者の飲んでいる薬の飲み合わせや副作用の強さでも違ってきたり、もっと極端にいえば医師個人の考え方でも違ってくるので曖昧になっているようです。

だいたい総合すると30日~90日、または半年~1年という目安の数字が「長期」となるようです。
・・・わからない・・

しかし、市販薬に関しては自分で簡単に買える物が多くなった現在“長期”じゃなく注意書き部分に「○○日以上連続して使い続ける場合は注意してください・・」と、もっと具体性を持ってもらった方が親切のような気がします

ただ、これだと「○○日までは絶対大丈夫だ」と、安心して自分の体を考えず使って副作用が出た場合販売製造者の責任問題にもなりかねないので、薬剤メーカーとしては表記したくないのかもしれませんね

私個人としては有る程度の数字を表記してもらいたいですが、法の規制も有るのかな?

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コメント

そうそうステロイドて怖いですね。
私もたまに虫刺されで薬ぬるけど 他の皮膚病だったら病院でも怖いですね。長くなりそうだから。
やはり何日と欲しいところです。

投稿: kiyoka | 2009年11月 1日 11:13

なんか薬や病気ばかりで参上ですが…(^_^;)
ステロイドといえば、長男が喘息持ちでステロイドの吸入薬を使っています。
今最新の治療だそうで…。
それほど重症ではないので対症療法のみで積極的な治療はしてこなかった息子ですが、
高校卒業が近づいても軽いながらポツポツ発作があり、
医師の指導で始めてみました。

作用と副作用…てんびんにかけて使うしかないのでしょうが…、やっぱり気になるものです。

投稿: ハル | 2009年11月 1日 13:38

市販薬の話題でしたね~スミマセ~ン!

投稿: ハル | 2009年11月 1日 13:43

)kiyokaさん

病院でも安易に強い薬を出すよな気がします
「効かない」と言われるのは医療機関としては辛いんでしょうが、個人ごとの処方ができるとありがたいです。
ちょっと前まではそいう開業医が存在してたんですがね
 
 
)ハルさん

長期治療が必要な疾病は本当に気を使いますよね
一番は「風邪気味かな」と思ったときに「市販薬を使っても良いのだろうか?」だと思います。
いちいち医師に相談するのも億劫ですしね

投稿: 玉井人ひろた | 2009年11月 1日 18:16

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