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2009年10月21日 (水曜日)

寒い時期なのに水難死亡事故とは・・・

福島県を代表する湖の猪苗代湖、ここのオートキャンプ場に来ていた埼玉県の若者3名(20、21、39歳)水上バイクで遊んでいるうち行方不明となり、捜索していましたが翌日20日に全員遺体で発見されるという水難死亡事故が発生しました。

こういうときに最初に思うのは「救命胴衣などをちゃんとつけていたのか?」ですが、3名ともしっかりと救命胴衣は着用していました。
それに、2人はウェットスーツ上下をしっかりと着用していました。ただし、もう1人だけはウェットスーツの上だけと短パン姿だけのようです。

それではなぜ?水死したのでしょう

まだ原因は詳しく判っていませんが考えられるところは有るようです。

  1. 水上バイクは3人乗りという大型のものでしたが3人フル乗車での安定性は低くなるため、転覆したのでは?
  2. 日中3人はかなりお酒類を飲んでいたのを目撃されていて、水上バイクを酔ったまま運転し転覆したのでは?
  3. 水上バイクは船舶免許がほしい。しかし、二人乗車時には一人が持っていればもう一人は免許がなくても乗車できる。今回は免許が無い者もしくは運転経験が無い者が運転していたのでは?
  4. 猪苗代湖は夏でも沖のほうは水温が低い、ましてや紅葉の寒い時期なのに保温性のある「ドライスーツ」じゃなく普通のウェットスーツや短パンというものだったので寒さで動けなくなって亡くなったのでは?
  5. 単なる水上バイクのトラブルで、泳いでいるうちに会津の夜の寒さにやられ水死したのか?
    ※、水上バイクはエンジンが止まると排水機能が停止するため浸水して沈没する

いずれにしても、何らかの理由で湖水に落ちての水死のようです。楽しいはずのキャンプが痛ましい事故になってしまいましたね。
湖水の淵で泣き崩れうずくまる遺族の姿が寒さをいっそう強く感じさせていました

新聞によると、この水上バイクというのは全国的に他の海水浴客などに危険が及ぶとして湖水などから運転禁止や規制が厳しくされ締め出し状態なんだそうです。

ところが福島県の猪苗代湖ではその規制がほとんどなく首都圏の愛好家からは人気が高くなっている場所なんだそうです。

他県の皆さんは、猪苗代湖は冷たいし、ボートが動かなくなるくらいの強い水流(湖底に引き込まれる水流もある)が有ることを知っておいてもらいたいですね

この死亡事故により、福島県でも水上バイクの規制が検討されるかもしれませんね。

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コメント

いろんな不自然な遊びが一杯増えて、危険も増えていると思います。登山だって、サーキットやグライダー・・・自然って怖いってことを、もう一度思い出しましょう。

投稿: 山口ももり | 2009年10月22日 (木曜日) 07:19

)山口ももりさん

人間は智慧によって本来できない空を飛ぶことや、水上を走るとか、巨大な湖(ダム湖)を作ったり、一瞬に命を消滅させるものを作ったりとしていますが、地震などの合うともろいですからね。
考えなくちゃいけないでしょうね

投稿: 玉井人ひろた | 2009年10月22日 (木曜日) 08:03

以前、元上司の船を操縦させてもらったことがあります。
水の乗り物は法規制が緩やかなようで、免許を持っている者が傍にいれば無免許の者が操縦してもいいそうですね。
『そんなんでいいのかな~』と思いつつ、結構楽しんでました。
しかし、事の次第はどうあれ、死者が3人も出るとは痛ましい事故ですね。
気持ちの緩みがあったのでしょうか…?
自転車もそうですが、自分が乗っている物が他人の命を奪ってしまうかもしれないとはなかなか考えないものです。
家族や他人を悲しませたり迷惑をかけないよう、少し気持ちを引き締めないといけませんね、今の日本人は。

投稿: がんさん@大和の国 | 2009年10月22日 (木曜日) 12:02

)がんさん

楽しいレジャーが悲しい結果になってはとんでもない話ですからね

投稿: 玉井人ひろた | 2009年10月22日 (木曜日) 17:52

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