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2009年10月27日

国会議員の椅子⇒242+480=460?・・?・・

臨時国会が始まりましたね。ところで国会開催のときに最初に議員が集まるところが参議院本会議場だということを知っていますか?

これは明治のころから続いている慣習です。
最初のころ参議院は「貴族院」とよばれそれまでの旗本、大名、藩主などだった人達がなっていた所なので天皇のお言葉はこちらでやるのが常識だったからです。

ですから参議院席の議長席は取り外しができるようになっていて天皇陛下用雛段になるようになっているのも参議院会議場の特徴でもあります。

参議院は242名なんですが、椅子の数は倍近い460名ぶんになっているのはそのためのものです。
ただ現在衆議院議員は480名(合計722名)なので262名ぶんの椅子は不足してしまいます
この椅子の無い262名は通路などで立つことになるため、必然的に国会開開会文を天皇陛下が読み上げるときは全員起立しているのが通例になっているようです。

テレビではあまり映さない光景ですね。

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