その手洗いの仕方、間違いでは?
本日、先週に受けた採血検査の結果を聞きにいつものクリニックに行ってきました。ちょいと悪い数字が出て薬を変えることになってしまいました()
そんなわけでまた薬をもらいに隣の薬局に行き2~3分ほど待つ間掲示パンフなどを見ていましたら、インフルエンザ予防に最も大事と言われる「正しい手洗いの仕方」なるものをみつけ見ていました。
※、インフルエンザは感染者の触れたものに、別の人が触れて感染する「手からの感染が最も多い」と世界的に考えられている。そのため欧米では“マスクの予防効果はほとんど無い”としている)
そしたら、自分がやっている手洗いの仕方に重大だ誤りがあるのに気が付きました。
普通 家での手洗いと言うと
<水をだし手を少し濡らしながら洗剤(除菌剤)を手に着ける⇒よく洗う⇒水でしっかり洗剤を洗い流す⇒水を止める⇒手を拭く・乾かす>
個人差はあるでしょうが、これら一連の動作が一般的だと思います。
私の場合、テレビで知ったことで「一般に手の裏・親指の甲の部分の洗い忘れが多い」というので、そこをさらに良く洗います。
しかし、これらのやり方には重大な落とし穴が有りまして全く全くバイ菌などを洗ったことになっていないのです。
それが何か?気が付く人はたぶん居ないと思いますね
薬局に有った「正しい“インフルエンザ予防”のための手洗い」を書いてみます。
- 水道の水を出す
- 有る程度水だけで手を洗い流す
- 水をいったん止める
- 洗剤でよく手を洗う
- 再度水道の水を出す
- 洗剤をよく洗い流す
- ペーパータオル(無ければティッシュペーパー)で持って直接蛇口に触れないようにして水を止める
- ペーパータオル、またはティッシュで手を拭く
一般的手洗いとの違いが分かりましたよね。
病原菌が付いていたかもしれない手で最初に触ってしまっている「水道の蛇口」、これを私たちは手洗いが終わった後に、またこれに触って菌を手に戻している形になっていたのです。
手を拭くのもタオル、ハンカチなどじゃなく“インフルエンザ予防”ということに使うなら、捨てるものがベストだそうです
そうはいっても、いちいち蛇口を紙で触るわけにはいきませんから、手洗いしたら洗剤で蛇口も奇麗にした方が、やり方としては良い気がします。
センサー付き蛇口なんか買えませんからね。しかし、感染のキーが蛇口とは・・・盲点でした。
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コメント
そうそう 手ぬぐいはばい菌だらけのような気がして先月ペーパータオルを買って備えました。
石鹸は貰い物の液体の薬用
これは上から押さえるもの。いいのかしら菌は洗うから。
気になってくると除菌剤やキッチン除菌剤も買っていた。
いつも蛇口水掛けて閉めていたけどこれはいけなんですね。
気をつけます。またもやお勉強になりました。
投稿: kiyoka | 2009年11月 4日 (水曜日) 16:46
)kiyokaさん
ありがとうございます
でも、蛇口までは気が回りませんよね。
投稿: 玉井人ひろた | 2009年11月 4日 (水曜日) 17:30
インフルエンザとは別に、蛇口には一度か二度、手で水をすくってかけてから締めるようにしていましたが不十分なのですね。
でもあまり細かいこと言い出したら無菌室行きになってしまう気もするのです。
昔の子の方がおなかが丈夫だったように、過保護になりすぎてるのでは?という気もしないではありません。
投稿: 秋ぎつね | 2009年11月 8日 (日曜日) 10:38
)秋ぎつねさん
その通りだと思います。
一度体にできた免疫も長年その病気の攻撃を受けないと免疫が無くなってしまうそうですからね
投稿: 玉井人ひろた | 2009年11月 8日 (日曜日) 14:23