年末から、新型ウイルスが猛威！

新型ウイルスといっても“新型インフルエンザ”の事ではありません。
コンピューターの新型ウイルスで、その名は「ガンブラー」というそうです。

昨年の年末からＪＲ東日本やホンダ、ローソンなど８サイトがこのウイルスによって企業のデーターが改ざんされている事態が起きているそうです。推定では国内だけで３５００サイトがガンブラーに感染しているとか・・・
困りましたねえ）

　ガンブラーとは＞
「改ざんとはいっても、ウイルスが文字や写真を書き換えるわけではなく、企業や団体のシステム管理者が感染サイトを閲覧した場合、知らないうちに悪意のある第三者のサーバーにアクセスされてしまい、自社サーバーのＩＤやパスワードを読み取られてしまうものだ」

つまりシステム管理者など閲覧者を通じて“ガンブラー”に感染したパソコンが自動的に有害サイトに接続され会社のサーバー内の個人情報が盗まれてしまう恐ろしいものなのです。

さらにこの「カンプラー」には恐ろしいところが有るんです

このウイルスには＜フェイクＡＶ＞というウイルスが埋め込まれてある場合も有るんだそうです。

「フェイクＡＶ」とは、
まずカンプラーに感染し悪意のあるサイトに自動的に接続されると、こんな表示が出るんだそうです

「あなたのパソコンはウイルスに感染しています。それを除去するにはこのソフトを購入しすぐに対策を講じなければ危険です」

そう言われたらあわててソフトを購入してしまうわけです。値段は５０００円ほどで高くはないしインストールだけで済むし、尚更です。

そしてそのソフトをインターネット上で購入手続きを行ってしまうと・・・

代金５０００円をだまし取られた揚句、銀行の口座番号などを盗み取られ、自分の口座から勝手にお金を引き出されるという。
完全な「ネット上の振り込め詐欺」的な被害を受けてしまうんだそうです（実際に起きている）

危険を回避するにはどうすればいいのか？

ご自分のＰＣの状態を最新にアップデートするか、セキュリティーソフトを強化するか、
よく言われる「良く判らないソフトはインストールしない」しかないようですね）

新型インフルエンザウイルスとこのパソコンの新型ウイルス、どちらが恐ろしいですか？
もちろん両方ですよね

蛇足ですが福島弁で「じゃがいも」のことを「カンプラ」て、言います）失礼！