« ‘老朽化’原発が臨界に達した | トップページ | 国勢調査が始まった »

2010年9月20日

福島県のふるさと自慢、人物遍

松平恆雄まつだいらつねお)氏」と、いう人物をご存知でしょうか?

福島県人なら「松平」の苗字から前松平勇雄福島県知事か会津藩主の親戚かも知れないくらいは想像できるかもしれませんが、
それでもたぶん、誰も知らないでしょうね

松平恆雄の実はあの戊辰戦争で悲運の藩主として本家の徳川幕府将軍に代わって朝敵の汚名を一心に背負うはめになった最後の会津藩主「松平容保まつだいらかたもり)公」です(容保の六男)。

先に名前が上がった前福島県知事の松平勇雄氏は、兄・松平健雄氏の息子で容保公の孫になりますので、松平恆雄になります。

そして、松平恆雄氏の長女松平節子氏は後に昭和天皇の弟である「秩父宮雍仁親王ちちぶのみややすひとしんのう)」に嫁ぎ「秩父宮妃勢津子様」になられました。

長男の松平一郎氏は現在の「三菱東京UFJ銀行」の合併前の銀行「東京銀行」の会長です

「あら!、親族や身内は有名な人が多いけど松平恆雄氏本人はたいしこのないじゃないの?」

身内が有名すぎるので、上記のように思っちゃいますよね

戦後、国会に会った「貴族院」は廃止され「参議院」に生まれ変わりました。
その参議院の初代議長に選出されたのが「松平恆雄氏」なのです。

昭和22年(1947)のことです。

参議院初代議長が福島県人だったこと、それも会津藩主の息子がなっていたこと、知らないですよね

はい、わたしも知りませんでした。知ってましたか?知っていた人はすごい

| |

« ‘老朽化’原発が臨界に達した | トップページ | 国勢調査が始まった »

コメント

知っているのは松平容保くらいですね。
この時期ならばたぶん、参議院初代議長を出した地元では提灯行列をしたのではないかと思いますが、なんで福島県人に忘れ去られてしまったんでしょうね。

投稿: HAPPY太郎 | 2010年9月21日 12:49

HAPPY太郎さんへ

なぜでしょうね。たぶん、参議院というのがまだ馴染みが無かったんだと思います

投稿: 玉井人ひろた | 2010年9月21日 16:05

こんばんは。
松平容保は30年ほど前の「年末時代劇スペシャル・白虎隊」で知ったことを何故かよく憶えています。
また、「竜馬伝」で最近出ていたと思います。
私が、初めて松平容保の肖像を見たのは鶴ヶ城の天守閣でした。
白虎隊の肖像画と一緒に並んでいたと記憶しています。

投稿: やまちゃん | 2010年9月23日 01:14

やまちゃんへ

晩年は日光東照宮の宮司でしたから、あちらのも有るかもしれません

投稿: 玉井人ひろた | 2010年9月23日 08:56

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 福島県のふるさと自慢、人物遍:

« ‘老朽化’原発が臨界に達した | トップページ | 国勢調査が始まった »