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2010年9月 9日

二百二十日(にひゃくはつか)=厄日=台風日

今回の台風9号(アジア名=アータウ)の被害は専門化が予想もつかない進路を取り、思わぬ地域で起きたようですね。被災した方々にお見舞い申し上げます。

さて、今週の11日(土)、つまり明後日のことですが、この日は立春から数えて220日目(219日目)にあたり、農事暦でいう二百二十日(にひゃくはつかという重大な「厄日」の一つです。

なぜ厄日かといえば、稲刈り前の大事な時期なのに、厄介で多くの被害をもたらす台風が年間で一番多くやってくる日だからです。だから先人は「二百二十日」を警戒したのです

ただ、皆が二百二十日を恐れるあまりにその十日前にある厄日「二百十日」から警戒を強めるようになり、それがいつしか「二百十日=台風多し」と転じて二百十日のほうが有名になってしまったようです。

いずれにしても気象庁の統計でも8月・9月は台風が多発するのは確かなことでして、先人の観察力のレベルの高さを感じさせられます。

またまた、台湾の南東に台風が発生したようですが、どこへ向かってくるのでしょうか?

今年は猛暑で稲の実りが進んで稲穂が重くなっていますので、ここで台風が来たらかなりの稲は倒れてしまいます。
倒れた稲は刈りにくく、さらに刈るのが遅れると「発芽」してしまう被害がでてしまいます。

だいたい、稲刈りには水が要らないわけで雨も大敵です。さて、どうなりますか?

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コメント

>「発芽」
で想いだしましが、発芽玄米というものがありますね。
倒れた稲で発芽したものは発芽玄米として売れないのでしょうか?

投稿: HAPPY太郎 | 2010年9月 9日 09:36

HAPPY太郎さんへ

まったく売り物になりません

投稿: 玉井人ひろた | 2010年9月 9日 12:24

稲が倒れると商品価値が無くなるのかと思いましたが、発芽する前に採り入れができればいいんですね。
折角育てられた稲や果実が台風の被害でダメになるのをニュースで見ると心が痛みます。

投稿: がんさん@大和の国 | 2010年9月 9日 13:24

がんさんへ

昔、まだ機会刈りが始まったばかりのころは稲が倒れると手刈りだったんですが、今の機械は倒れても刈り取れるようになりました
それでも、倒れると刈り取りのコース取りが難しくなるのは同じです

投稿: 玉井人ひろた | 2010年9月 9日 15:14

台風9号は温帯低気圧に変わってホッとしてたら、
また台湾付近に次の台風が!?
実家の稲刈りが終えるまで台風が直撃しませんように…。

投稿: くぽ | 2010年9月10日 01:13

お百姓さんに感謝感謝です。間もなく新米!!!あ・あ・あ・・・なんて嬉しいことでしょう。ココまで育ったお米、無事・・・完成してください。

投稿: 山口ももり | 2010年9月10日 07:48

くぽさんへ

今年は来そうな気配ですが、なんでもないことを祈りたいです
  
 
山口ももりさんへ

早いのはすでに今年の新米として出回っているはずですが、これからがブランド米の収穫が本格的になります

投稿: 玉井人ひろた | 2010年9月10日 08:07

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